【進撃の巨人】アルミンさんは独占欲が強いそうです。 (ページ3)

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そういえば、私の右隣はサシャっていう女の子だった。

入学式早々早弁をするっていうとても度胸があって、個性的な女の子だ。

「・・A～！おはようございま・・すう・・。」

「サシャ、死ぬな！！」

「Aのブレザーのポケットの中から・・

あ、あめ・・アメ様のにおいがするです・・。」

「はい。あげる」

「わぁっ！いただきますっっ！！！」

でもどんな食べ物でも

おいしそうに食べるサシャの顔が可愛すぎて好き。

で、学校２日目も相変わらず

ミカサさんには殺気を送られてばかり・・。

アルミンはエレンに殺気を送るばかりで・・。

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帰り道、

「アルミンいつまでエレンに殺気送ってるの。」

「しぬまｄ((

「やめて！「可愛い」アルミンのイメージが崩壊するっ！」

((プッツン))

あ・・しまっ・・・禁句を口走った・・！

「・・・・・・たくない。」

「・・え？」

どうやら久しぶりにアルミンの堪忍袋を切ってしまったようだ。

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『その「可愛い」って言葉＿＿＿＿＿＿＿＿・・いちばん君に言われたくない！』

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アルミンはまっすぐ私の方を見て

視線を逸らさずに、真剣な顔で言った。

「・・・・・じゃ、じゃあねっ！」

少しするとアルミンの顔が徐々にピンク色になってきて

下を向いて走ってしまった。

「・・・・・」

家に入らないで１人、ポツンと自分の家の門の前に居たけど

今の私には、まだアルミンの言葉の意味が分からなかった。

ただ、何も考えずに上を見上げて

そろそろ落ちそうな夕日をずっと見ていた。