深海の商人 ページ45
―――――――・・・・
...ヴィル姉に休みを与えられ、早一週間が経った。
復帰早々に期末テストっていうのはどうかと思ったけど...
『...(今日はその期末テストの結果がでる。)』
「A〜？もう廊下に結果が張り出されてるッスよ。」
私を呼びにきたラギーと共に廊下へと向かうと...
そこは何故か阿鼻叫喚のような光景だった。
『...随分と騒がしいね。』
「あ〜、もしかして...」
「おや？Aさんにラギーさんではありませんか。」
振り向くとそこにはアズールがにこやかな(胡散臭い)笑みを浮かべて立っていた。
「そういえばAさん、順位の方はどうでしたか？」
私はアズールから言われ、自分の順位を探していると...
「あ！Aの名前あったッス。31位ッスよ！」
ラギーに言われ自分の順位横に書いてある点数を見ると499点だった。
『...1つどこか間違えた。』
「おやおや、ですがあの休み期間で皆に追いつこうと必死に勉強していたではありませんか。」
『...忙しい中、勉強を教えてくれてたのにごめんね。』
「いえいえ、僕はそれ程教えていませんでしたよ。」
「これは貴女の努力の結果です。」
ラギーはなんの話だ？という顔をしていたので私は簡単に事の詳細を話した。
――――――――――・・・・
...休み期間中に私は1人黙々と勉強をしていて、偶にルークやヴィル姉が部屋に来て一緒に勉強をしていたが、ある日。
コンコンっ。
突然、ノック音が聞こえ扉を開けると...
そこには何故かアズールがいた。
「身体の具合は大丈夫ですか？」
『...何か用？』
「いやなに、貴女が一週間学校をお休みになると聞きましたので良ければ勉強を教えに来たのですよ。」
終始ニコニコとしているアズールに何か裏がありそうだったので...
『...何か取るつもり？』
私がアズールに疑いの目を向けながらそういうと...
「...そうですねぇ、ではこうしましょう！」
――――――――・・・・
「〜...というのはどうでしょうか？」
『...それぐらいならいつでもいいけど。』
アズールはホッとした顔をしたのち、私に勉強を教えてくれた。というよりも一緒に勉強を開始した。
ちなみにこの休み期間にあのおじたんことレオナさんが来たのにはさすがの私でも驚いた。
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りー - カリムとジャミルのフェアリーガラはSRですよ (2021年12月3日 5時) (
レス) @page47 id: 2de5659400 (このIDを非表示/違反報告)
しのぎ - 続きがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁないぃぃいいいいアだとぉぉぉぉぉ！！！！！！！！！更新頑張ってください!! (2020年8月14日 15時) (レス) id: 0eebcb3b29 (このIDを非表示/違反報告)
シルバー・ルーク最推し - 夢主ちゃんの活躍がとってもカッコよく、ルークさんと仲良いのがめっちゃ最高です!続きが楽しみです! (2020年7月14日 23時) (レス) id: 3d20bcbc75 (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - 夢主ちゃん素敵！！続きが楽しみです(о´∀`о) (2020年5月10日 18時) (レス) id: 4cdcd75303 (このIDを非表示/違反報告)
月の狼 - えっやば好き (2020年5月10日 17時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山はる | 作成日時：2020年5月4日 18時
