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―――――――・・・・
ルークside
Aがユニーク魔法を使ってムシュー・タンポポと共に獅子の君の精神世界へと行ってしまった。
私は意識を失いこちらに身を預けているAを抱え静かにその場を去った。
「......。」
―――――――・・・・
ラギーside
...目が覚めるとジャックくんがオレのことを支えていてくれた。
「...あれ、オレ...。」
「...気ぃついたんすか!?」
オレはふらつきながらも立って周りを見ると学園長が何やらレオナさんと話をしていた。
「...サバナクローは失格らしいっす。」
「まぁ、これだけの騒ぎを起こしたんスから当然ッスよね。」
ジャックとオレは静かにその光景を見ていると...。
「待ってください。学園長。」
そう告げたのは、オレが怪我をさせた生徒を引き連れたリドルくんだった。
「...リドルくん?一体何を...」
彼らはオレたちサバナクロー寮の失格を取りやめてほしいと学園長に頼んでいた。
これには学園長も驚いていた。
「つまり、彼らを許すと...?」
オレはあんなに酷いことをしてきたのに...と思っていると。
「いいや、許すわけじゃない。」
ジャミルくんは学園長を見つつ、ちらりとオレの方を見てニヤっと笑った。
さらに追い打ちをかけるように...トレイさんが...
「サバナクロー寮に欠場されると、気兼ねなく仕返しできないからな。」
「「 えぇ!!? 」」
オレとジャックくんが驚いて声をあげた。
どうやら彼らはオレたちを懲らしめる気満々のようだ。
「しかし、この状態でサバナクロー寮生たちが試合に出られるか...」
「キングスカラーくんは立っているのがやっとの状態では?」
学園長がレオナさんに向かってそういうと...
レオナさんは笑いながら堂々と立ち...
「手負いの草食動物を仕留めるなんて昼寝しながらだって出来る。」
「言ってくれるな。」
レオナさんはニヤリと笑い。それに対抗してジャミルくんもニヤっと笑っていた。
オレはレオナさんの方へ向かい...
「...アンタはいつもみたいに踏ん反り返ってニヤニヤしてる方がお似合いッス。」
「...こんな風に!【愚者の行進(ラフ・ウィズ・ミー!)】」
オレは油断しているレオナさんに自身のユニーク魔法をかけた。
するとレオナさんは怒りながらも笑っているという不思議な顔になった。
「ひっってぇ!おいふぇめぇ、らふぃー!(いっってぇ!おいテメェ、ラギー!)」
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りー - カリムとジャミルのフェアリーガラはSRですよ (2021年12月3日 5時) (レス) @page47 id: 2de5659400 (このIDを非表示/違反報告)
しのぎ - 続きがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁないぃぃいいいいアだとぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!更新頑張ってください!! (2020年8月14日 15時) (レス) id: 0eebcb3b29 (このIDを非表示/違反報告)
シルバー・ルーク最推し - 夢主ちゃんの活躍がとってもカッコよく、ルークさんと仲良いのがめっちゃ最高です!続きが楽しみです! (2020年7月14日 23時) (レス) id: 3d20bcbc75 (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - 夢主ちゃん素敵!!続きが楽しみです(о´∀`о) (2020年5月10日 18時) (レス) id: 4cdcd75303 (このIDを非表示/違反報告)
月の狼 - えっやば好き (2020年5月10日 17時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山はる | 作成日時:2020年5月4日 18時