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美しき女王の奮励の精神に基づく【ポムフィオーレ寮】
死者の国の王の勤勉な精神に基づく【イグニハイド寮】
茨の魔女の高尚な精神に基づく【ディアソムニア寮】


「沢山あるんですね...。」


私は覚えきれないと思った。するとケイト先輩が各寮ごとになんとなくキャラが分かれているという。


「ん〜。例えばほらあそこにいる子。」


ケイト先輩が指さしたほうを見ると頭に耳が生えた人がいた。


「あのゴツさは見るからにサバナクロー寮って感じだな。」


ケイト先輩が指さしたほうを見てトレイ先輩が答えた。


するとグリムが違う方を指さした。


「じゃあ、あっちの灰色と薄紫の紐を腕に巻いているのは?」


「彼はオクタヴィネル寮だな。その手前にいる臙脂と黄色の腕章はスカラビア寮だ。」


トレイ先輩がそう説明すると追加の情報としてケイト先輩がどっちも頭脳派揃いで筆記テストは2寮がデットヒートしているらしい。


「あっちのやたらキラキラしているのはポムフィオーレ寮だ。」


トレイ先輩の見ている方を見ると...。


「(!!あの日オンボロ寮に来た人だ。)」


すると、グリムが女の人がいると騒いだ。続いてデュースやエースまでもが騒ぎ出した。


「あ〜Aちゃんね!」


ケイト先輩がそう言うとグリムやエースは彼女のことを教えろと先輩に迫った。


「彼女は2年生で、1年前に特待生っていう枠でこの学園に入学してきたんだ。」


トレイ先輩がそう答えると...


「ただねぇ、Aちゃんって不思議というか...掴みづらいタイプなんだよねぇ〜」


私はそれを聞いて確かに...と1人で納得していた。



―――――――――――・・・・


Aside


多分、先輩たちから他の寮のことについて聞いているのだろう。


私の方を指さして何やら狸が騒いでいた。ぼんやり眺めていると大食堂の入り口から彼らの寮長であるリドルが騒いでいる彼らの元へと歩いていた。


あの1年生の顔からして今は自身の寮長の不満でも言っているのだろう。後ろに迫りくるリドルにも気づかずに...。


『...(怒られる。)』


私はお茶を飲み再びそっちを見ると案の定彼はリドルに怒られていた。


『...(まだ当分の間は首輪外れないな。)』


私は昼食を食べ終え、ヴィル姉たちとおしゃべりしながら大食堂を後にした。


――――――――・・・・

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りー - カリムとジャミルのフェアリーガラはSRですよ (2021年12月3日 5時) (レス) @page47 id: 2de5659400 (このIDを非表示/違反報告)
しのぎ - 続きがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁないぃぃいいいいアだとぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!更新頑張ってください!! (2020年8月14日 15時) (レス) id: 0eebcb3b29 (このIDを非表示/違反報告)
シルバー・ルーク最推し - 夢主ちゃんの活躍がとってもカッコよく、ルークさんと仲良いのがめっちゃ最高です!続きが楽しみです! (2020年7月14日 23時) (レス) id: 3d20bcbc75 (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - 夢主ちゃん素敵!!続きが楽しみです(о´∀`о) (2020年5月10日 18時) (レス) id: 4cdcd75303 (このIDを非表示/違反報告)
月の狼 - えっやば好き (2020年5月10日 17時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山はる | 作成日時:2020年5月4日 18時

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