chemical-55- ページ6
「あぁAちゃんお帰り」
勝手にどこかにフラフラ行った私に大野先生は何も聞かずそう言ってくれる。
図書室から化学室に帰ると
化学室の机にはプリントやらプラスチック板やらいろいろなものが散らばっていた。
「どこ行ってたの？」
せかせかとパソコンをうちながら大野先生は聞く
「ちょっと図書室に…星の本でも見に行こうかなと思って」
「なんかいいものあった？」
「櫻井先生に会って…ボンボンエピソードいっぱい聞きました。」
っていうと大野先生は大笑いして
「翔ちゃんボンボンだもんねー」
ってまた笑った
「あーAちゃん
プラネタリウム作る目処はたったんだけど
夏休みも部活に顔出してもらうことになっちゃうけどいい？」
「全然大丈夫ですよ？
どうせ暇ですし。」
「そっかー
よかったー。」
って大野先生はまた笑った
二宮くんはせかせかと何かを書いている
ちらっと後ろから覗いたら
図面？…なのかな？
「見るなよ」と咎められることもなく
「どう？」と聞かれることもなく
二宮くんにとって私は
空気のような存在みたい
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日向(ひなた)(プロフ) - めろん。さん» めろん。さんコメントありがとうございます(泣 陰キャラなのに実は…！？な二宮くんが書きたくてこうなりました。楽しんでいただけたようで嬉しいです！！二宮くんのお話はしばらく書かないかもしれないのですが…また機会があれば遊びに来てください(土下座 (2018年4月6日 14時) (
レス) id: e0b244e93d (このIDを非表示/違反報告)
めろん。(プロフ) - 陰キャラ科学部二宮くん堪能させてもらいました！恋愛に不器用な二宮くんかと思ってたら意外と男の子で…すぐ抱き寄せて耳元で囁くなんて高度な技術を…（笑）とても楽しませてもらいました！またお話読まさせてもらいますね！お疲れ様でした！！ (2018年3月28日 1時) (レス) id: 22a17272cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日向
| 作成日時：2017年8月8日 17時
