chemical-73- ページ24
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「Aちゃーん。もうすぐAちゃんの時間だよ。」
大野先生が私を呼んだ。
時計を見ればもう私の解説の時間まですぐ。
「ごめんなさい…今準備します。」
バタバタと化学準備室に資料を取りに行く。
「あれ？Aちゃんも解説あるの？」
「ん。」
「そっかー。楽しみだねー！」
相葉くんと二宮くんのそんな会話が化学室の隅から聞こえた。
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「以上で終わります。ご静聴ありがとうございました。」
さっきよりも人はまばらになったもののやっぱり緊張していて、ほっと胸をなでおろす。
「お疲れー。」
大野先生がふにゃっと笑って
「Aちゃん！お疲れー！！」
相葉くんがニコニコしながら私の近くにやってきた。
二宮くんは相葉くんの後ろに仏頂面で立っている。
私の解説が気に入らなかったか…
それとも相葉くんと私が喋るのが気に入らないのか…
「大野先生、相葉くん聞いてくれてありがとうございました。」
それだけ言って資料を化学準備室に置きに行く。
後者なら
できるだけ相葉くんに近づかないほうがいい。
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日向(ひなた)(プロフ) - めろん。さん» めろん。さんコメントありがとうございます(泣 陰キャラなのに実は…！？な二宮くんが書きたくてこうなりました。楽しんでいただけたようで嬉しいです！！二宮くんのお話はしばらく書かないかもしれないのですが…また機会があれば遊びに来てください(土下座 (2018年4月6日 14時) (
レス) id: e0b244e93d (このIDを非表示/違反報告)
めろん。(プロフ) - 陰キャラ科学部二宮くん堪能させてもらいました！恋愛に不器用な二宮くんかと思ってたら意外と男の子で…すぐ抱き寄せて耳元で囁くなんて高度な技術を…（笑）とても楽しませてもらいました！またお話読まさせてもらいますね！お疲れ様でした！！ (2018年3月28日 1時) (レス) id: 22a17272cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日向
| 作成日時：2017年8月8日 17時
