chemical-68- ページ19
・
・
「あっAちゃんおかえり！
翔ちゃん連れてきたんだねー」
「はい。
櫻井先生ゆっくりしてってくださいね。」
櫻井先生はゆっくりと辺りを見渡す
櫻井先生のツヤツヤお肌に無数の星が反射している
「いやーすげーわー。これ作っちゃう科学部すごいわー。
俺の家には劣るけど。」
「先生、最後の一言余分です。」
「あは。」
なんて可愛く笑った櫻井先生
「じゃあAちゃん解説の準備に入ろっか。」
「はっはい。」
やばいよ
やばいよ
すごい胸がドクドク言ってきた。
私こんなとこでやるの？
ドキドキする胸を手で押さえて深呼吸していると
プラネタリウムの映写台の隣に座っている二宮くんと目があった。
そして二宮くんは目線を外さずずっと見つめてくる。
「何？」
なんだか言いたげな二宮くんに私の方から近づく
もしかして二宮くん、解説用意してないんだけど。とか言わないよね…
「どうせ解説なんか誰も聞かねえよ。」
小さい声でぽそっと言ったけど
それは冷たい声じゃなくて温かい声だった
それはもしかして
そんなに気張らずに、落ち着いて解説すれば大丈夫だよ。という意味でとってよろしいですか？
じゃあ
「ありがとう。」
返す言葉はこれだよね。
二宮くんはうんともすんとも言わずに私から目線を離した。
うん。
二宮くんなりに励ましてくれたみたい。
あー
私、二宮和也の通訳コンテストあったら優勝できるわ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 147人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
日向(ひなた)(プロフ) - めろん。さん» めろん。さんコメントありがとうございます(泣 陰キャラなのに実は…！？な二宮くんが書きたくてこうなりました。楽しんでいただけたようで嬉しいです！！二宮くんのお話はしばらく書かないかもしれないのですが…また機会があれば遊びに来てください(土下座 (2018年4月6日 14時) (
レス) id: e0b244e93d (このIDを非表示/違反報告)
めろん。(プロフ) - 陰キャラ科学部二宮くん堪能させてもらいました！恋愛に不器用な二宮くんかと思ってたら意外と男の子で…すぐ抱き寄せて耳元で囁くなんて高度な技術を…（笑）とても楽しませてもらいました！またお話読まさせてもらいますね！お疲れ様でした！！ (2018年3月28日 1時) (レス) id: 22a17272cb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：日向
| 作成日時：2017年8月8日 17時
