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和side
○月★★日
次の日の夕方
潤君がお見舞いに来てくれた
久しぶりに会った潤君…
最初はさ…どんな顔したらいいのかわからなくて…
気持ちを落ち着かせる
一言…
言葉を発すれば…
何時もの俺達…
全然、久しぶりって感じがしなくて
今日から始まったリハビリの話で盛り上がる
潤君が『筋肉痛で、明日からは更にキツいかもね』って笑ってた
潤『リハビリ…手伝うから…一緒に頑張ろう！』って…
何時も苦しい時に支えてくれる
俺の親友…
本当に何時もありがとう
○月★△日
夏休みに入ってから、毎日のようにリハビリに付き合ってくれてる潤君
今日は、歩行練習だったんだけど
リハビリが終わるちょっと前から
ソワソワ…
潤君のようすがちょっとおかしい…
自販機で、ジュース買ってから病室に戻るって言ってたから
先に病室で待ってたんだけど…
病室に戻って来た潤君の手には何もなくて…
『ジュースは？』って聞いたらさ
潤『…あ……忘れた…(苦笑)』って…
しっかり者の潤君にしては珍しい
そういう事もあるんだね…って
二人で笑ったね(*´ω｀*)
和「さっき、翔君が言ってた時の……(笑)この日俺に内緒で、３人が会いに来てくれてたんだね…潤君の雷…(笑)見たかったな…ﾌﾌｯ」
△月★日
リハビリも順調で…
潤『…３人がさ…和に会いたいって言ってるんだ』
潤君にそろそろ３人とも会ってみない？って
翔君…まー君には、会いたい
でも、智君には…怖くて勇気が出ない
智君の事を思うと
頭の中にあの言葉達がグルグル回る
『男同士で付き合うとか…有り得ないし…』
『気持ち悪い…』
『冗談キツいよ』
エコーがかかったみたいに響く…
和『翔君と、まー君には会える…けど…智君とはまだ…』
潤君に伝えたら
潤『…３人一緒じゃなきゃ…会わせられない…そうじゃないと…今度は、智君の方が精神的に辛くなるから…』って
３人一緒…
俯く俺を潤君が抱き締めて
潤『俺ならさ…和に悲しい顔や、悲しい思い…させないのに…和……俺、やっぱり和の事…好きだ…もうさ…智君の事なんか忘れて…俺と付き合ってよ…』
突然の告白
潤君からの２度目の告白
そうだね…
潤君と付き合っていたら…
こんな思い…しなくてすんだのかも知れないね
でもね…ごめん…
潤君は、俺にとって
とても大切な
親友…なんだ
和「俺がフラフラしてるから…潤君にも辛い思い…させてたね…こんな俺を好きになってくれて…ありがとう…」
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作者名：arashiwistomo | 作成日時：2018年11月8日 14時
