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部活に顔を出しに行ったジョングクに手を振って、どうしても帰る気にならなくて深いため息を吐きながら机にうつ伏せる
目をつぶってみてもテヒョン先生のあの照れたような恥ずかしそうな顔を思い出してしまう……。
『はぁ、』
TH「Aさん?」
あぁ…って思うのに何だか顔を上げにくくて寝てるふりなんてしてみるのに体を揺さぶられて声をかける先生にどうしようもなくて、眠たいようなフリをして顔を上げれば思ったよりも近い先生の顔に驚いてしまう
『っ、…』
TH「大丈夫、?体調悪いの?」
『いや、…ちょっと寝不足で…』
TH「保健室いく?」
『いやいや、大丈夫ですから…』
テヒョン先生の優しさだとしても、今リサ先生と一緒にいる所をみるメンタルなんて持ち合わせてない。
TH「ダメだよ、顔色悪いし…女の子なんだから無理しないで?」
ほら…って、腕を持たれて保健室行くよ?なんて心配そうに支えてくれるテヒョン先生にこれ以上何も言えなくて、でもすでに胸は苦しくて、
こんなに苦しいのに、テヒョン先生が触れる場所は熱を持ち始める事に深いため息が漏れた…。
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yumiya(プロフ) - naka198732さん» 素敵なコメントありがとうございます!付き合ってる所からスタートのお話もまた面白いかもしれませんね。ネタ帳にメモしておきます。本当に嬉しいお言葉ありがとうございました。 (2021年5月30日 1時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
naka198732(プロフ) - すごく面白かったです!背景描写と感情描写のバランスがよくて読みやすく感情移入できました。付き合ったあとの話も見てみたいです(続編でなくてもいいので、カップルのお話が見たいです)。頑張ってください! (2021年5月28日 16時) (レス) id: dcbd582709 (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - srさん» 完結してから時間がたっているのにコメントも読んでくださったことも感謝しております! (2020年9月2日 22時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
sr - すごく面白かったです (2020年9月2日 20時) (レス) id: 53a26bd6a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yumiya | 作成日時:2020年7月9日 0時