ーー微熱ーー

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JK｢なんかあった？｣





『…昨日噂で聞いたの』




JK｢噂…？｣




『リサ先生とテヒョン先生って出来てるらしいって…、』





JK｢……噂は噂だよ。そんな顔するな、子供が見たら泣くな絶対｣




『なっ、失礼な！』




JK｢それくらいの勢いがお前には似合ってるよ｣




ぱっと私からカバンを取り上げてスタスタと前を歩いていった後ろ姿をみてやっぱりジョングクは気持ちを紛らわせてくれるんだって…その優しさが嬉しくて沈む気持ちなんて見ないように慌ててジョングクを追いかける







JK｢腹減ったから昼Aの奢りな｣





『なんでよ、』





JK｢励ましたから…？(笑)｣





なんて意地悪に笑うグクにつられて笑えば




JK｢笑ってるAは可愛いよ｣




あまりにも真面目にそう言うジョングクに、なぜか鼓動は早くなっていくその音を聞こえないように視線を逸らすのになんだかジョングクはニコニコしてて、





『なに…』





JK｢別に、｣





今度はクスクスって我慢できてない肩を揺らしながら笑うジョングクにムスッとしても、何にも感じてないみたいにそのまま肩を組まれて歩き出した。

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