ーー微熱ーー

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TH｢テストまで1週間、俺の授業は自習にするからテスト勉強しろよー｣




週に3回のテヒョン先生の大事な授業。ホームルームだって担任だからいるけれど数学を教える時にだけ掛けるメガネが大好きだから嫌いな数学も待ちどうしい







TH｢わかんない事ある？｣




じーっと先生を見つめてしまっていたのか、しっかりと視線が絡んでしまい私の元に来る先生。




『いや、あの…』





TH｢見せて、｣




ノートを覗き込む先生はあまりにも距離が近くて息すらできない。




TH｢ここは、このページの公式当てはめてみよっか、……Aさん、？｣





『え、あぁ、はい！』



目の前にいる先生があまりにも綺麗で見とれてしまう私にクスクスと笑われる。




TH｢数学苦手、？｣




『少しだけ…、』



TH｢なら放課後時間作ってあげるから聞きにおいで？｣




『い、いいんですか？』



TH｢もちろん、｣




ポンポンって頭に手を置くテヒョン先生は、それが癖なのかもしれないけど中々そのスキンシップに慣れない私はまた熱が上がっていく。





TH｢大丈夫、？また顔赤いけど…｣




『だ、大丈夫です！』




そう？なんて言って離れていく先生にふぅーっと息を吐いてこんなんじゃいつかバレちゃうよって自分自身に呆れてしまった。

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