優しいが故にバカをみる。 YG

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『あの、…リアさん、｢先輩、！！｣




『え、…？テヒョンくん？』





TH｢今日飲み会あるんですよ！先輩と被ることあんまりないし！来てくださいね？｣




『えぇー、…』





TH｢お願いします！先輩と飲みたいし！｣




テヒョンくんは人の懐に入るのが上手いなぁ。と関心していれば丁度席をたったユンギくんにも声をかけるテヒョンくん。





TH｢ヒョンも行くでしょ？｣





YG｢は、？｣




ユンギくん、飲み会嫌いだし、ね…。





TH｢A先輩は行くのに？｣




『っ、…』




チラリとこちらに視線を向けたユンギくん。いつもなら私が潰れない為です。って着いてきてくれるけど、





YG｢今日忙しい｣





やっぱり、…。





TH｢ちぇ、…せっかく俺が幹事の飲み会なのに｣





『テヒョンくんが？すごいね。』





TH｢だからA先輩には来てもらいたかったんですよ！｣





私たちの隣を通り過ぎていくユンギくんに気を取られる。謝らなきゃ…。これは完全に私が悪い。要らないことをしたのだから。





そもそも人に進められるような事を望んでいないのは分かってた。私の身勝手なお節介のせいで、断らずに彼女の気持ちを勝手に代弁したせいで、…。






TH｢じゃ、お店はメールしておきます！｣







『ありがとう、』








このままじゃ、流石に嫌だ。

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