ーーー ページ6
・
TH「まぁ、なんでもいいけどさ、俺ノーマルに出来ないけどいい？」
『え、……？』
ドキドキでバクバクでこの先何があるんだろうと思うだけで心臓が張り裂けてしまいそうなのにテヒョンさんは妖しく笑ってそんなことを言う。
TH「普通じゃ気持ちよくないじゃん？…君の知らないあんなことやこんなことしちゃうけどいいの？」
ふわりと笑った笑顔で言う言葉ではない…。私は今更怖気付いて、ふるふると震える。この人に教えてなんて言ったさっきまでの自分を恨めしく思うほど。
私の手からマグカップを取上げて机の上に置かれてしまえばその手持ち無沙汰が余計に不安を煽る。
TH「ふふ、冗談。…どこまでしたことある？」
『え、…えっと、…キスまでは、』
TH「下は？触られたことないの？」
『み、見せたことも無いです…』
穴があったら入りたい。私は何を事情聴取されているんだ…。だけど、こんな自分を変えたくて、彼に言われた言葉に傷ついて、勇気を振り絞っている。
TH「そんな事言われると唆られるね。」
突然近づいてきたテヒョンさんに慌ててソファーの端に逃げるのに、簡単に私の隣に手を着いてジリジリと距離を詰めてくる彼に私は逃げ場を失う。
TH「ふふ、かわいいね、」
そうやって、いつもよりもうんと低くて甘ったるい声が聞こえたと同時に、
『っ…！』
テヒョンさんは私の唇をペロッと舐めて、嬉しそうに笑ってた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2243人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yumiya(プロフ) - しのさん» しのさん初めまして。わぁぁ、嬉しいです(T＿T)地道に更新していきますが、これからもどうぞよろしくお願いします(o_ _)o (2021年1月21日 0時) (
レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
しの(プロフ) - はじめまして！このお話に出てくるドSテヒョンさん最高です！！読んでてドキドキしっぱなしです。忙しいとは思いますが、更新楽しみに待ってます( ^ω^ ) (2021年1月20日 22時) (レス) id: 820ceab9b0 (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - ashitahane0613さん» コメントありがとうございます！私もそういうのが似合うテヒョンさんが好きでして、、その意図が伝わっているのが嬉しすぎます(T＿T)応援ありがとうございます(o_ _)o (2021年1月19日 0時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
ashitahane0613(プロフ) - 更新ありがとうございます。掴みどころがなくて、人のこと振り回してくるこれぞ理想！のテヒョンさんが見れて幸せです！応援してます。 (2021年1月18日 22時) (レス) id: e51711d604 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yumiya
| 作成日時：2021年1月15日 22時
