ーーー ページ6
・
『っ、…』
ぐっと、服で涙を乱暴に拭き取った先輩は、ｷｯと俺を睨みつけ立ち上がる。
『…最低、』
JK「っ、…、」
俺を残して、その場を後にした先輩。
先輩の言動が、俺の想像の斜め上を行き過ぎて驚く。
あんな噂がある先輩が？キスを初めてした…？
確かに上手かったわけじゃない。強引すぎた俺のキスのせいもあるかもしれないけど、息をするのがやっとに見えた先輩。
頬を蒸気させて、涙を流した先輩の顔が中々頭の中から抜けてくれない。
むしろ焼き付いて離れないみたいに、何度も何度もそのシーンが頭にリピートされていく。
JK「何してんだ俺、…」
見たことも無い先輩の姿に不覚にも興奮して、胸が暴れる。
だけど、いまそれに気づいたところで、完全に先輩には嫌われたであろうこの状況に酷くため息が出てどうすることも出来ない。、
ほぼ話した事もない俺から、こんなことをされたらきっと、先輩の中でチョンジョングクという存在は危険人物になっているだろう…。
恐る恐る宴会に戻っても、先輩はサラッと席を変えていて帰るまで1度も話をすることも出来なかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2242人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mii(プロフ) - キュンキュン (2021年8月18日 7時) (
レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - きむてぐくさん» コメントありがとうございます！やはりそうなんですね...。低評価が多い理由はそこなんですね(--;)私こそ読んでいただきそういう風に言ってくださるから書くという事を楽しめるんです。感謝しております！(o_ _)o (2020年12月18日 0時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
きむてぐく(プロフ) - 最近アンチのせいで、ここでの活動をやめてしまわれる作者の方が多い中で作品を書き続けてくださること、読者としては本当にありがたい限りです。yumiyaさんの作品本当に大好きです！頑張ってください(*´∀｀*)尸" (2020年12月17日 23時) (レス) id: b1e588fbac (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - はるきちさん» はるきちさん、コメントありがとうございます！これからの更新頑張りますねm(_ _)m (2020年12月7日 12時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
はるきち(プロフ) - 凄く面白いです！更新楽しみにしてます！ (2020年12月7日 1時) (レス) id: d1652f67c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yumiya
| 作成日時：2020年12月7日 0時
