ーー幼馴染の絶対領域ーー JM

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JM「……何も無かったことになんてしないでよ、…俺がどんな気持ちでヌナを、…っ、」





何度も何度もあの苦しそうなジミンの表情が思い浮かんでは私まで苦しくて悲しくて…。あれがどういう意味なのか分からないままずっと考え続ける



もうあの日から1週間は経っただろうか。ジミンからの連絡はなく、私からも彼の言葉の意味を理解できないままでは連絡をすることも出来なくて…ただただ悶々と悩むだけ。






ヒョンジンからは、話があると連絡が来たもののもう顔を合わせたくもなくて、荷物の受け渡し以外会うことは無いと告げた。





何度も何度も電話をかけてきたヒョンジンを無視し続けて、声だって聞きたくなくて、荷物の受け渡し日を決めてはくれないヒョンジンともズルズルと進展がないまま。






どうすることも出来ない感情で胸がモヤモヤと渦を巻いて苦しくて。






『はぁ…』





YG「はぁ、お前の隣ほんとやだ。」






『ユンギ先輩…、』





YG「なんでそんなため息ばっかつくわけ？そんなに悩みがあるなら酒でも俺に奢ってくれ。話くらい聞いてやるから」




『なっ、！そこは奢るからじゃないんですか！』




YG「なんで悩み相談まで聞いてやって酒まで奢ってやらなきゃならんのだ」




理解できない。なんて顔したユンギ先輩にほんの少しだけ張り詰めていた気持ちがふっと軽くなった気がした。

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