ーーー ページ25
・
TH｢俺が怒る基準なんだと思う…？｣
ジリジリと1年生に近づいていくテヒョンくんは、さっきまでの穏やかな表情なんて嘘みたいで無表情で印象的な強い三白眼で睨みつける彼はあまりにも綺麗な顔が余計に相手に緊張を与える。
｢な、なんだおまえ、｣
TH｢弱いものをいじめるやつと、友達を傷つけたやつ。そういう奴は痛い目見ないと分かんないらしいね。｣
彼の言葉にビクッと体を揺らした目の前の男の子は、後退りをする。
TH｢ふふ、そんなに怯えないで？今ここで俺が君を殴ったら俺の大切な人達が傷ついちゃうからそんな事しないよ？｣
臆する男の子の肩をポンっと指で押せば、簡単に尻もちを着いた男の子。
JM｢はいはい、…みんな群がらない。喧嘩なんておっ始めませんよー。｣
ぱちぱちと手を叩きながらみんなにそう言ったパクくんにゾロゾロと集まっていた生徒が分散されていく。
バタバタと1年生の男の子達も慌てたよう走っていく姿を見届けて、私がテヒョンくんの元に行けばふわりと優しく笑う。
TH｢ジミンが殴られたのはちょっと悔しいなぁ、…｣
ポツリと悲しそうにそう言ったテヒョンくんの気持ちが少しわかる気がする。彼の中にある優しさが分かる。
『テヒョンくんすごいね、…』
TH｢え、？｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2500人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
topa(プロフ) - ありがとうございます(>_<)今からお話し見てきます！！！ (2020年12月7日 23時) (
レス) id: eaa1cd6714 (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - topaさん» ありがとうございます！あちらでもお話公開してます！また、いつでも私とお話してください(*^^*) (2020年12月7日 23時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - topaさん» 初めましてtopaさん。コメント下さりありがとうございます。フォローしてくだされば嬉しいです！ぜひよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年12月7日 22時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
topa(プロフ) - 初めてのコメントです。この話し泣きそうになりました。Twitterフォローとかしても良いですか？？？ (2020年12月7日 21時) (レス) id: eaa1cd6714 (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - まゆう。さん» まゆうさん！コメントありがとうございます(o_ _)oTwitter相互させて頂いてますよね？いいねは作品のまとめにしていて出来ていませんがまゆうさんの素敵な文章読ませていただいます。こんな素敵な人からのお褒めの言葉で涙がいっぱいです！！(T^T) (2020年11月24日 2時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yumiya
| 作成日時：2020年11月9日 22時
