ーーー ページ2
・
近づいてくる彼にゆっくりと後ずさりをすれば、ずるっと足元を滑らせて、階段の下に落ちる…！と思った瞬間彼の長い腕が伸びてきて私の手首を掴み強く引き寄せられれば必然的に彼の胸の中に飛び込む始末。
『あ、…す、すみません…、』
慌てて離れようとしたのに、彼の腕の力は緩るむことはなくて抜け出せないことに驚いた時。
JK｢あんたでもいいよ。…見たんでしょ？｣
ゆっくりと2人の体が離れてやっと視線が絡んだというのに、テレビで見るような可愛らしい顔とは打って変わって強い視線と表情に体が固まる
『えっと、…み、見ましたけど誰にも言いません…』
天下のアイドルが女の人とこんなところでキスをして絡み合っていたなんて誰に言ったら信用されるの？そもそも言ってしまってうちのアイドルに会社的圧力とか、何かある方がよっぽど怖い…。そう思ってちゃんと誠意を見せたつもりだったのに
JK｢なら、お前の相手をしてあげる。｣
ふっと鼻で笑って、ゆっくりと近づいてきた彼。あ、まずい…キスされる、そう思った瞬間思わず、
JK｢いっ、…！｣
『あ、……』
近づいてくる彼の顔に頭突きをすれば、頭を抑えながらギッと私を睨みつける彼に今更自分がしたことに背筋が凍る…。
『ご、ごめんなさい！』
ただそれだけを言って、私はその場を後にした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2515人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yumiya(プロフ) - miiさん» ありがとうございます☺️ (2021年10月10日 20時) (
レス) @page14 id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - 面白い！好きー (2021年10月10日 14時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - まるたにさん» ありがとうございます！とても嬉しいですm(_ _)m (2020年10月11日 1時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
まるたに - 面白いです！ (2020年10月10日 6時) (レス) id: a7fd5a7710 (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - RURI01さん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです(o_ _)o (2020年10月8日 8時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yumiya
| 作成日時：2020年10月1日 23時
