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『あ、…!まずい!』
「え、?」
『わ、私24時からバイトがあって…!、』
アラームをセットしていたことを思い出して、慌てて彼にそういえばキョトンとした顔で私を見つめる。
『あの、ほんと…もう行かないと間に合わないんで!…すみません、!』
彼にぺこりと頭を下げて、思わず駆け出す。
そんなに遠くはないと言え、結構ギリギリの時間に焦りながら足を進めるけど慣れないピンヒールにもう諦めて、両方を脱いで彼の元まで戻る。
『お返しします!また!』
どんっと彼に押し付ければまた口を開けたままかなり驚いた表情でいる彼を構ってる暇はなくて私は足早にその場を後にした。
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「ふっ、…24時に靴を置いて去っていくなんて…、彼女はシンデレラか何か…?」
虚しいくらい心が痛くて仕方なかったくせに、彼女の少しお転婆な姿に頬が緩んだのが分かった。
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yumiya(プロフ) - にこさん» にこさんコメントありがとうございます!応援とても嬉しいです。がんばりますねm(_ _)m (2020年9月25日 21時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした!これからも応援しています、頑張ってください!!! (2020年9月25日 4時) (レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - アイ(名前)さん» 想像出来ますか!?私の妄想と皆さんの妄想がリンクしていれば本当に嬉しいです!これからも更新して行きますm(_ _)m (2020年9月20日 23時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
アイ(名前)(プロフ) - こんばんは(^^)こちらでも失礼します(笑)テテが料理を見て手を叩く仕草想像出来るー(*^^*)これからグクがどう絡んでくるのか楽しみです(*´-`) (2020年9月20日 19時) (レス) id: ecb6679648 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yumiya | 作成日時:2020年9月14日 1時