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「そん事を言うためだけに、遅れてきたのか。」





新郎は厳しい声をかける。







「ヒョン。ナヨンさんを幸せにしてあげてください」








その言葉とともに、ナヨンさんは涙を溢れさせる。







テヒョンさんの体が少し震えている。






分からない。何が正解なのか分からないけど。






『テヒョンさんは、私が一生をかけて愛していきますから…』






何となく、私はそう言葉を紡いでいた。








「A、」





グッと体をテヒョンさんの方に向けられて、驚く私。テヒョンさんの瞳はゆらゆらと揺れていて、やっぱりどこか悲しげで、








『んっ、…』






暖かい唇が触れて驚いた私を他所に、彼はゆっくりと私から離れて新郎新婦に頭を下げた。そして、私の手を掴んで会場を後にした。



















『て、てひょんさん、…』






「あ、…ごめん。」









グングンと進んでしまった彼について行くのがやっとで、声をかければさっきよりも情けなく眉を下げて悲しそうにする彼に胸がぎゅっと締め付けられた。








あの二人は彼にとってどんな存在なのだうか。ナヨンさんは彼にとってどんな関係で、幸せを願ったのだろうか。







分からない感情に、モヤモヤと気持ちが渦を巻いた時。






ジリリリ…っと、私の携帯が鳴った。

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設定タグ:BTS , V , テヒョン   
作品ジャンル:恋愛
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yumiya(プロフ) - にこさん» にこさんコメントありがとうございます!応援とても嬉しいです。がんばりますねm(_ _)m (2020年9月25日 21時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした!これからも応援しています、頑張ってください!!! (2020年9月25日 4時) (レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - アイ(名前)さん» 想像出来ますか!?私の妄想と皆さんの妄想がリンクしていれば本当に嬉しいです!これからも更新して行きますm(_ _)m (2020年9月20日 23時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
アイ(名前)(プロフ) - こんばんは(^^)こちらでも失礼します(笑)テテが料理を見て手を叩く仕草想像出来るー(*^^*)これからグクがどう絡んでくるのか楽しみです(*´-`) (2020年9月20日 19時) (レス) id: ecb6679648 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yumiya | 作成日時:2020年9月14日 1時

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