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『じょん、…ぐく、くん。』






「急に走っていくから焦りましたよ…。ほら、そんな顔しないで!先輩にそんな悲しい顔似合いません」






『テヒョンさんは…?』





「もう行っちゃいました…」




『そっか、…』






「ヒョン…お見合い結婚の話が出てるみたいです…」





『え、…?』





「さっきの人がそのお相手みたいで、」






『そう、なんだ…』





そりゃそうだよね…。お兄さんだって一応はお見合い結婚な訳で、親が言った相手と結婚をする。それが彼の財閥に生まれた子供の運命なわけで…





なんで私気づかなかったのかな…。彼が私に合わせてくれていたから忘れちゃってたのかな。彼はお金持ちで、私とは住む世界が違うってこと。






「先輩…」





『…平気だよ…つらくないよ、っ』





勝手に流れる涙をまたジョングクくんは優しく拭ってくれるから余計に溢れて止まらない。彼への気持ちが私の涙として沢山沢山こぼれ落ちていく。









『…ごめん、…1人になりたい…』





「先輩…、いまは、」




『お願い…』





ごめん。ジョングクくん。私は弱いから…。今はひとりで彼との思い出を忘れられるように努力したい…。





あの時出会っていなければ、こんな気持ちにならなかったのかな…。

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設定タグ:BTS , V , テヒョン   
作品ジャンル:恋愛
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yumiya(プロフ) - にこさん» にこさんコメントありがとうございます!応援とても嬉しいです。がんばりますねm(_ _)m (2020年9月25日 21時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした!これからも応援しています、頑張ってください!!! (2020年9月25日 4時) (レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - アイ(名前)さん» 想像出来ますか!?私の妄想と皆さんの妄想がリンクしていれば本当に嬉しいです!これからも更新して行きますm(_ _)m (2020年9月20日 23時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
アイ(名前)(プロフ) - こんばんは(^^)こちらでも失礼します(笑)テテが料理を見て手を叩く仕草想像出来るー(*^^*)これからグクがどう絡んでくるのか楽しみです(*´-`) (2020年9月20日 19時) (レス) id: ecb6679648 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yumiya | 作成日時:2020年9月14日 1時

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