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「ヒョン…、」






「バイト終わり…?」




「ヒョンは?何してるの…」




私を伺うように聞いてくれるジョングクくん…。でも私心臓がバクバクと嫌に脈を打って苦しくて何かわからないけど何も聞きたくない…





「俺は、…っ、A!」






「ちょ、Aさん!」






2人の声を無視して、走り出す。






逃げ出しちゃった…。あの人誰なのかな。テヒョンさんの彼女…?もう幼馴染への恋は忘れられたの…?私に触れたり逢いに来てくれたのは何…?









「……ばかみたい、」







頬を伝う涙に自分でも呆れる。彼は言っていたじゃない…。友達になろうって。そうだよ、友達だったの。だだの友達で私たちはそれ以外の何でもなくて勝手に私が揺さぶられて勘違いして好きになっただけ。あの日突然の出会いに少し浮かれただけ、ドレスやガラスの靴を貰って、少し浮かれていただけ。








最初から彼は私じゃない人に心を引かれてたんだから今更何を…







『何を悲しんでるのよ…、』







気持ちを伝える前で良かった。






友達に戻れなくなるくらいなら、今のまま少しでも彼と話せる関係でいる方がいい。今ならきっと間に合うんだから…。





「…Aさん、…1人で何してるんですか。」





少し怒ったように私を強く引き寄せて追いかけてきてくれたジョングクくんはそっと私の涙を拭ってくれた。

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設定タグ:BTS , V , テヒョン   
作品ジャンル:恋愛
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yumiya(プロフ) - にこさん» にこさんコメントありがとうございます!応援とても嬉しいです。がんばりますねm(_ _)m (2020年9月25日 21時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした!これからも応援しています、頑張ってください!!! (2020年9月25日 4時) (レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - アイ(名前)さん» 想像出来ますか!?私の妄想と皆さんの妄想がリンクしていれば本当に嬉しいです!これからも更新して行きますm(_ _)m (2020年9月20日 23時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
アイ(名前)(プロフ) - こんばんは(^^)こちらでも失礼します(笑)テテが料理を見て手を叩く仕草想像出来るー(*^^*)これからグクがどう絡んでくるのか楽しみです(*´-`) (2020年9月20日 19時) (レス) id: ecb6679648 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yumiya | 作成日時:2020年9月14日 1時

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