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｢なんでそんなに見てくるのテヒョン、…｣
｢じゃーなんでそんな死にそうな顔してんの。俺の家は貸家でも、ホテルでもないんだけど？｣
ダンススタジオに顔を出したテヒョンは、俺の荷物を見てため息をつく。
｢分かってるよ…、家が見つかるまでは頼むよ｣
｢別にそれはいいけどさ、お姉さんはいいの？そんなことしてる間に誰かに持ってかれても後悔したない？｣
｢ねぇ、テヒョン…？｣
僕の目の前でいつもより真剣に怒った顔をするテヒョン。今までの事を知っているのはテヒョンだけだし、僕の気持ちも理解してくれている上で言ってるんだろうけど、
｢幸せってなんだと思う…？｣
｢幸せ…？｣
｢もし、彼女が僕といるよりも元彼といた方が幸せだったら僕は身を引くべきだよね…？｣
｢なにそれ、そんなのジミンは幸せじゃないじゃん。それに元彼だってまともな人じゃないんでしょ？｣
｢……、好きな人の幸せを願いたい。彼女が幸せなら僕は幸せだから。｣
｢そんな、…泣きそうな顔して言うな！未練残ってるくせに強いフリして逃げんなよ…、｣
僕は見たんだ。桜並木の近くにあるベンチで元彼と話す彼女がどこか嬉しそうに見えて…。声をかけられなかった。知らないふりをするしか無かった。
僕が邪魔をして、自分の欲のために彼女を困らせることなんてできる自信がない。
一生自分から離れることなんてないと思ってた。彼女からこの関係を終わらせるものだと。でも僕は君を思って離れなきゃ行けない日が来るなんて…、思ってもいなかったのに。
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yumiya(プロフ) - ﾁｷﾝなｵﾝﾅさん» 昔の作品にも目を通して貰えていること、またそんなふうに素敵なコメントを貰えるの凄く嬉しいです。ありがとうございます☺️ (2022年1月29日 0時) (
レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
ﾁｷﾝなｵﾝﾅ(プロフ) - ジミンが自分の意思で真赤な首輪を取ら描写がとんでもなく好きです……もう随分と前に完結したお話にコメントをするのも如何なものかと思いますが……。 (2022年1月28日 4時) (レス) @page38 id: 97861e9a4a (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - kairuさん» kairu様の中で1番頂けること光栄すぎて、、とても嬉しいです(T＿T)ジミンさんのお話これからも書けるように頑張ります！ (2021年3月27日 23時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
kairu(プロフ) - ジミンペンで、色んな方の小説読みまくってますが、yumiyaさんの書くジミンが1番私は好きです。これからもジミンmain楽しみにしてます！ (2021年3月26日 20時) (レス) id: df72f9e897 (このIDを非表示/違反報告)
yumiya(プロフ) - ひーちゃんさん» もやもやしてください！そして楽しんでください！（笑） (2020年10月1日 23時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yumiya
| 作成日時：2020年9月25日 0時
