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『どんな話?』
私が知らなかった事実は、嬉しくてでも申し訳ない。テヒョンらしい優しさの詰まった話で胸がギューッと締め付けられる。
TH「Aは男勝りで誰に似たのか、何でも立ち向かっちゃうだけど、優しくてとてもいい子だーとか。青色が好きだとか、甘いものはそんなに好きじゃなくて、でも可愛い妹なんだとか…、ジンさんが大切にしてるAの話を聞いたんだ。」
『よくそこまで覚えてるね…、』
TH「だって、俺の初恋だもん。」
いつでもどこでもストレートなテヒョンに私の顔に熱が集まるのが分かる。
『あ、でもどうしてあのBARで?それは偶然?』
TH「んー、そうだね。Aを見つけたのは偶然だよ。
たまーに、あのBARには行ってたんだけど久々に行った時に店から出てきたAを見つけた。一瞬で分かった。あの子だって。やっと見つけたって嬉しくて…、」
テヒョンは本当に嬉しそうに話すから、彼の気持ちがら痛いほど伝わってくる。
TH「でもね、隣にユンギさんが居たの。……、別に悲しくなんてなかったよ。愛おしいそうにユンギさんを見つめるAちゃんは本当に綺麗で大人になった君が他の人の元だとしてもしあわせならそれでいいってそう思ってたから。」
どこまでも私のことだけを思ってくれていたテヒョンの言葉に無意識に流れる涙は止められなかった。
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yumiya(プロフ) - ハクさん» ハクさんどの作品も見てくださってる(T_T)嬉しくてたまらないです。(*´▽`*)これからもどうぞよろしくお願いいたします(*´ー`) (2020年7月9日 0時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 悪い男のユンギさんも守ってくれるテヒョンも、どちらも良過ぎて選べないです…切ない展開ですが、今後も楽しみにしてます( ´∀`) (2020年7月8日 19時) (レス) id: 389cfa35f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yumiya | 作成日時:2020年7月4日 0時