ーーー ページ23
・
YG｢お前らできてたの？｣
無表情でそういうユンギさんの気持ちは分からない
どういう気持ちで私たちを見てるのだろう。彼からすればなんてことがないのかもしれない。だってただの遊びなのだから……、
TH｢んー、俺はAちゃんが大好きっす｣
わざと私の肩を抱き寄せるテヒョンはなんの屈託もない笑顔でユンギさんに向かって言う。
でも、肩に回される手の温もりは大丈夫だよ。って、落ち着いて平気だよ。ってそう言われてる気がする。
YG｢へぇー、まぁお幸せに、｣
なんて、背を向けて歩き出す彼にとって私は、まぁお幸せに。とその一言で片付けられるほどの相手なのか…、どれだけあなたに夢中でどれほどあなたを愛しているかなんて伝えてないとしても、そんなに簡単に切り捨てられるなんて思ってもみなかった、…
『っ、…て、てひょんっ…』
TH｢いいよ、いっぱい泣いてもいいんだよ。｣
慰めるわけでもなく、俺にしとけって弱みに付けるわけでもない。ただ私を真っ正面から強く抱き締めて見守ってくれるテヒョンの温もりが酷く暖かく、ボロボロな心を包んでくれる。
『…っ、…てひょん、？』
TH｢なぁーに。｣
いつも以上に優しい声。私を心配する声。
『テヒョンのこと、…好きになりたいっ…、ユンギさんを忘れさせて、？』
私はどこまでも自分勝手で最低だ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 754人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yumiya(プロフ) - ハクさん» ハクさんどの作品も見てくださってる(T＿T)嬉しくてたまらないです。(*´▽`*)これからもどうぞよろしくお願いいたします(*´ｰ｀) (2020年7月9日 0時) (
レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 悪い男のユンギさんも守ってくれるテヒョンも、どちらも良過ぎて選べないです…切ない展開ですが、今後も楽しみにしてます( ´∀｀) (2020年7月8日 19時) (レス) id: 389cfa35f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yumiya
| 作成日時：2020年7月4日 0時
