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TH「お待たせAちゃん!」
何も言わずともぎゅっと手を握って歩き出すテヒョンは散歩を喜んでる犬みたいで可愛くて仕方がない
酷く荒んだ私の心に癒しをもたらしてくれるのはきっとテヒョンだと。解毒剤なんて表現はあながち間違ってないような気もする。
『ナムジュンさんにちゃんとお礼言いなよ?』
TH「いいの!俺が手伝ってあげてるんだし」
なんて、大口叩く割にはナムジュンさんの顔色伺ってお店を後にしてたのは誰よ、なんて笑いが込み上げてくる。
TH「Aちゃん、明日仕事?」
『休みだよ、?』
TH「ならデートしようか、」
『デート?』
TH「うん!ユンギさんとは出来ない事、俺ならしてあげれるから」
そうやって真っ直ぐに見つめられると心がきゅっと音を当てて彼から目を逸らせなくなる。
『今日も…、泊まる?』
疑問形なくせに泊まっていったらいいのにな。って思ってる私はどこまでも素直じゃなくて可愛げのない女なのかもしれない。
TH「誘ってるの?Aちゃんてば悪い子だ」
自信たっぷりに笑うテヒョンは誰が見てもイケメンだと思う。そんな彼が私の腰に腕を回しぎゅっと抱き寄せるだけで意図も簡単に私の頬は染まることを彼は知っているのだろうか。
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yumiya(プロフ) - ハクさん» ハクさんどの作品も見てくださってる(T_T)嬉しくてたまらないです。(*´▽`*)これからもどうぞよろしくお願いいたします(*´ー`) (2020年7月9日 0時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 悪い男のユンギさんも守ってくれるテヒョンも、どちらも良過ぎて選べないです…切ない展開ですが、今後も楽しみにしてます( ´∀`) (2020年7月8日 19時) (レス) id: 389cfa35f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yumiya | 作成日時:2020年7月4日 0時