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そのまま泊まっていった彼は朝イチに仕事だと家を出ていった。
朝起きて隣にいる温もりも、おはようと抱きしめられる喜びも今まで感じたことの無い普通の人の幸せみたいでとても満たされた
テヒョンって呼び捨てでいいよなんて甘えたように抱きつきながら言われた言葉も、どんな仕事してるの?って聞けば家が農家だからそれ手伝ってるよ。なんて簡単に教えてくれて。
質問することも、彼を知れることもユンギさんには得られない喜びでそれが擽ったくてうれしかった。
ふわふわの青髪を撫でるあの空間がもう一度見たいと。私が呼び出せばいつでも来てくれるとそう連絡を教えてくれた彼が嬉しくてたまらなかった。
今までの私は、ユンギさんに触れられるだけで満たされていたくせにこんな幸せを感じてしまえば欲張ってしまいそうな恐怖すら湧くほどに、
テヒョンの存在は物凄く大きくなってる気がした。
携帯が鳴って、
ユンギ昨日はごめん。今日埋め合わせる。
『ユンギさん、』
今のさっきまでテヒョンで満たされていた癖に、ユンギさんからの連絡だけでそれはそれは嬉しくて頭がいっぱいになってる。
ユンギいつもの場所で、20時に行く。
その連絡にふと過ぎる。
あの場所は、テヒョンがいるかもしれないのに…
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yumiya(プロフ) - ハクさん» ハクさんどの作品も見てくださってる(T_T)嬉しくてたまらないです。(*´▽`*)これからもどうぞよろしくお願いいたします(*´ー`) (2020年7月9日 0時) (レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 悪い男のユンギさんも守ってくれるテヒョンも、どちらも良過ぎて選べないです…切ない展開ですが、今後も楽しみにしてます( ´∀`) (2020年7月8日 19時) (レス) id: 389cfa35f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yumiya | 作成日時:2020年7月4日 0時