ーー上書きしてあげる。ーーJM

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(JM ver.)








驚いた






家に帰る時、いつ通り歩いていれば突然開いた自分の家の1つ手前の家の扉が自分に直撃して思わぬ痛さで踞れば聞いたことのある声。





驚いた気持ちを誤魔化すように彼女を見れば、後ろにはきっと話してた元彼であろう人がいて大荷物の彼女は家を出るのだろうと確信した。





まさかのお隣さんだったなんて誰も思わない。これってちょっとした運命じゃない？って勝手に思ったのも正直ホテルで彼女の姿が見当たらなかった時の残念さや寂しさを感じたからだ。





少しの気まぐれでとクソ男に1つギャフンと言わせて上げようなんて身勝手なお節介で彼女を部屋に入れて思ったのはこの距離で見た彼女はやっぱりなかなかの美人さん。





俺のタイプな訳ではないだけど、お邪魔します。ってちゃんと言ったり靴を並べてから家に入ってきたり勝手に座るのはダメだと思ってるのかソファーの近くでオロオロする彼女もなんとも言えない可愛さがある。





んーー、これは先月後輩のジョングクの結婚式でブーケトスを受け取った御利益来てる？なんて思うほど直観的になんかいいなーって思える人。






JM｢ほら座りなよ｣




そう声をかければまたお邪魔します。なんて言いつつ遠慮がちに俺の隣に座る彼女がなんだか面白かった。

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