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「なに！？」
佐久間は目を見開く
「おいおい、マジかよ…」と不動は呆れた
今ボールはナミの足元にある
ということはーー
ナミはあのツインブーストを必殺技で止めたのだ
「あいつ…！」
観客席にいた灰崎は大きく驚く
「やるなぁ」と鬼道も関心していた
「彼女はどこまでも輝き続けますよ。天才少女なんでね」
オホホ、と監督は笑った
「さて、最終段階といきますか」
監督はぽちぽちっと選手に指示を与えた
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「さあみんな！最後の切り札を使うよ！」
明日人はみんなに呼びかける
あの猛特訓を忘れたとは言わせない
かつて日本一となった雷門イレブンが使ったあの練習場所で、必死に生み出した技ーー
相手に技を打たせてから始まる
「隙だらけだ！この気を及んで決めてやるぞ！」
佐久間と不動は駆け出す
「妙だ…！と風丸が感じるもそれはすでに遅かった
佐久間は口笛を吹く
地面からしょっこりペンギンが現れる
「「「【皇帝ペンギン2号】！！！」」」
まるでロケットのようにそれは雷門のゴールへと向かった
「行きますよ！」
「「「【グラビティケージ】」」」
日和、奥入、服部が正方形のゲージを露わにさせる
その中身はまるで宇宙ーー
皇帝ペンギンをその中に捕獲し、
威力を弱らせた
そのボールは明日人、小僧丸、のりかのほうへーー
「「「【北極グマ2号】！！！！」」」
大きな真っ白い北極グマが氷の息を吐く
3人はそれを同時に蹴り、
帝国のゴールへと伸ばした
「【ハイビーストファング】！！」
「「止まれぇぇぇえええ！！！」」
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作者名：真灯 | 作成日時：2024年3月17日 9時
