優しい2 ページ6
いよいよ踊ってみたの撮影開始!!
今日のためにたくさん練習したんだし、NGなしで足引っ張らないようにしなきゃ!
ケ「じゃあアキパク位置についてー。」
ア「はーい」
...あれ、ぱっくん?なんかうずくまってる...?どうしたんだろ...。
私はぱっくんのもとに駆け寄る。
「ぱっくん?どうしたの?もう撮影始まるよ?」
朴「あ...はい。今行きます。」
あきらかにぱっくんの様子がおかしい。
「...ぱっくん大丈夫?どうしたの?もしかして、お腹いた「大丈夫ですって!ほら!超元気なんで!ほらほら!!」...ぱっくん...」
朴「大丈夫ですってばー!」
「でも...」
奏「A、朴、何してるんですか。朴は早く行ってください。」
朴「あ、奏先輩も呼んでますし、行ってきますね!」
ぱっくんはヨロヨロと歩き出した。
「...」
私はぱっくんより先にアキラのところへ行き、
「ねぇ、アキラ。」
ア「ん?Aどーした?」
少なくともぱっくんには聞こえないように小さな声でアキラに言った。
「...あのね。ぱっくん多分、今お腹痛いと思うの。でも私が言っても認めてくれなくて...。だからアキラ、休むように言ってくれない?」
今日撮影するのは、先生&奏、ぱっくん&アキラ、タツキ先輩&私のペアで踊って、それを編集でくっつけて、っていう構成になってるものだから、ぱっくん&アキラペアが踊るところを後回しにしてもらえば撮影は大丈夫なはず。
ア「あ、ほんとだ。ちょっと動き重いな。もうあいつまたかよー。笑」
「でしょ?私ぱっくんとアキラの撮影最後にしてって先生に言ってくるからさ、ぱっくんのこと、よろしくね。じゃあ行ってくる!」
ア「おう。まかせとけ!」
とりあえずぱっくんはアキラに任せて、私は先生のところへ。
「先生!あのね、ぱっくん多分お腹痛いっぽいの。だからね、全員で踊るところとぱっくんとアキラのペアの撮影、後回しにしてほしいの。」
ケ「え、またか!ったくさっき大丈夫とか言ってたくせに〜。...わかった。じゃあ全体撮影とアキパクは後にして、先にタツキとAで撮ろうか。」
「はい!ありがとうございます!」
「アキラ!ぱっくん!最後にしてもらったよ!だからぱっくん、ちゃんと休んでね?」
朴「...はい。すいませんA先輩...。」
ア「え、俺は!?」
「アキラ声おっきいよ!じゃあ行ってくるから、お大事にね!」
私は、タツキ先輩の足を引っ張らないように、頑張って踊った。
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ふっぴー(プロフ) - ねこさん» リクエスト、ありがとうございました!すごくおもしろかったです!!!! (2016年5月4日 23時) (レス) id: 98c2ca7130 (このIDを非表示/違反報告)
アメ(プロフ) - パート1お疲れ様でした。読んでいてとっても楽しかったです。パート2も読みたいです!お願いします! (2016年5月2日 0時) (レス) id: f926c2767e (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - ふっぴーさん» リクエストありがとうございます!頑張ってみますね! (2016年4月27日 15時) (レス) id: 9b9b6b3172 (このIDを非表示/違反報告)
ふっぴー(プロフ) - リクエストいいですか?あの、先生とタツキ先輩が夢主ちゃんを奪い合うっていう感じのものをお願いできますか? (2016年4月26日 22時) (レス) id: 98c2ca7130 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - さくらさん» リクエストありがとうございます!頑張ってみます! (2016年4月26日 0時) (レス) id: 9b9b6b3172 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねこ | 作成日時:2016年3月19日 15時