【アルスマグナ】アイドルの私と踊り手の彼らッ！ (ページ39)

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これドラマ化できそう← ページ39

貴「え…と…」

どういうことだろう…

全員-貴「(にこぉっ…」

笑顔がコワイ…
…ダレカタスケテー…

貴「は、離し…」

ウ「ダメ！」

貴「ダメって…」

タ「休憩時間でしょ？」

貴「…でも、これは…」

ちょっとなぁ…。

ー状況説明ー

後ろ…ウィト
前右…アキラ
前左…奏
右横…ケント
左横…タツキ

アキラ＆奏と私の間にコンちゃんがいます←

ーーーーー

貴「こういうのって…ドラマとか漫画の中だけじゃないの…？」

ア「そうかもだけどさ！」

奏「可愛いので良いんですよ」

貴「っ！？」

アキラの普通に話す距離でも吐息がかかるのに
奏はあろうことか耳元で囁いた。お約束のエロボで。

貴「っ…恥ずかしいんだけど…」

タ「あれ？そういえば喫茶って何時に始めるんだったっけ？」

ケ「Aは１：３０からだし、あと３０分だな」

貴「さっ…！？」

３０分もこうしてるつもりなの！？

貴「待って待って！！恥ずかしくて失神する！！」

タ「でも離れたくないもん」

もんって…可愛いけど私このままの
状態だと失神するから。気絶するからね！？

貴「…！」

ふわふわとしたものが動く感覚。

貴「コ、コンちゃん？」

コ『A～！ぎゅう～っ』

貴「う…」

可愛いけど…可愛いけど！！！

貴「(かあぁっ」

現状を改めて理解すると同時に、私の顔は真っ赤になる。

貴「～～～っ！」

もう恥ずかしいんだってばぁ！！！

何！？この状況！？漫画か！？フィクションかっ！？

奏「ノンフィクションですよ」

貴「え…」

？私口に出してた？それとも…読心術！？

奏「全部口に出てました」

貴「嘘っ！？」

慌てて他の皆の顔を見回すと超絶良い顔が帰ってきた。

すると突然ウィトが、

ウ「あ、A…」

と右から顔を出しつつ何かを言いかけたようだったので
パッとウィトの方へ顔を向けると…

chu❤︎

ウィトの唇が私の頬に触れた。

貴「っ！！！！！？！？」

ウ「！？」バタンッ←

貴「えっ…ウィト！？」

ウィトが倒れた…

ちょっ…皆！何その「あーあ」みたいな顔！！
もう皆どうしたの！？

…って…あ。

貴「時間っ…！！！」

助かったー！！！！

貴「時間！私…行かないとっ…！！」

隙が出来たのを良いことにバッと立ち上がって
ジャンプで間を抜ける。

もちろん、鍵がかかっていることも忘れていない。

ーーーーー

次回へ！