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．
「………なんで付いてくんのよ」
「いーじゃん。」
私の後ろを
とことこ付いてくる二宮。
……まぁいいけれども。
こんなとこを、先生に見られて
勘違いされたらっ………！
……ありえないか、
「相葉と二宮じゃん。」
「あ、せんせー。ちぃす」
「相変わらずだな。笑 二宮」
……そう思ってたらこれだもんね。
片手にノートとか持ってるから
移動してる途中の大野先生に偶然会う。
ふわって、笑う度に
心がｷｭｯと苦しくなる。
「………ふーーーん。笑」
私と二宮を交互に見てにやにやと笑う先生。
「先生、言っとくけど…私達付き合ってないから」
「へ？そーなの？」
そーだわっ！
嫌だよ、こんな人。無理。論外。
「そんな嫌そうな顔しなくても。」
「こいつとか絶対ありえない」
「仲いーじゃん。笑
そか、おめぇには幼馴染みくんがいるもんな」
………そんな事いいながら笑わないでよ。
「私の好きな人は先生です。」って
言えたら、どんなに楽なんだろう。
「安田は、ずーっとお前ベッタリだもんな」
「ベッタリではないもん」
「はいはい。笑 んじゃ、俺職員室戻るから。
真面目に授業受けろよ〜」
先生の授業オンリーで真面目に聞きます。
．
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作者名：ちゅら
| 作成日時：2016年8月30日 0時
