【気象/無限】ミニマムな奴ら!!

楽屋にて1(ヨコヒナ/黒) ページ8

観覧注意！だいぶえっろいです
見る方は自己責任でお願い致します


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「お願いーひなちゃーん」
「嫌や」

こいつ、テレビではこんなにガサツでガハガハ笑って、無神経な奴なのに。
夜にはずっとずっと繊細で官能的で、恐ろしいぐらい色っぽくて、
ぶっ壊れてぐずぐずになって制御効かなくなると、えっろい声で、顔で、俺を欲しがる


今だってこいつは俺の頭ん中なんて知らず、ワイシャツの第二ボタンまで開けて、鎖骨をチラつかせている


俺にどうせえいうねん無自覚天然野郎、
かいらしい、やらしい姿晒して、誘っとんのか



毎晩抱いてやりたいし、滅茶苦茶にしてやりたいし、あいつの壁も恥じらいも、自制心も全部何もかんもぶっ壊してやりたい。

だけど、俺もあいつも"お仕事"がある。
だから毎日なんていったらどちらと身体も持たない。
こればっかりはどうしようもない。

でも、でもさぁ

「1ヶ月は無理やわぁひなちゃん」
「やって時間合わんし、しゃあないやろ」

そういってそっぽを向く。
まぁたそうやって強がったりする。

「でも俺もうアカンわ、ごめん」
「あ、よこ、待」
待たれへんよ、楽屋だって気にせえへんわ、と思いつつ、徐ろに抱きしめて耳元に唇を寄せる


こいつの性感体の1つが耳だなんてずーっと前から知っている、

「期待してんねやろ？」

触れるか触れないかのギリギリの辺りでちょっと低めの声を出すのが好きなことだって

「ひ、あっ、ちがう、て」

こいつのこと全部知っている

「最後まではせんから」

ぷちんと第三ボタンを外す

「あ、あかん、よこ待って、」


煩いうるさいうるさい、


黙って従え、


「なあひなちゃん？」


待たれへんわ

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