にのは俺たちが守る！！ (ページ43)

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Vol.43 翔side ページ43

須田ゆづきがにのをはぶにしようって
にやにやして言いやがった。
よくそんなこと、にやにやして言えるよな。
こいつ、人間じゃねぇ。

潤｢…っざけんな！平気な顔でそういうこと言うお前が最悪だわ！｣
松潤が机を乱暴に叩いて、楽屋を飛び出した。
智｢あんた嵐をなんだと思ってんだ。にのは裏切り者なんかじゃない｣
成瀬様並みの低い声。鋭い目付きで睨んで
楽屋を出てった。
雅｢あんたが嫌なだけでしょ。俺はにののこと嫌じゃないから｣
人がよすぎる相葉くんも、さすがに怒ってた。声でわかった。

ゆ｢なんで！？松本くんと櫻井くんはずっと一緒にいたよね？同じ気持ちじゃないの！？｣
翔｢何が同じ気持ちだふざけんな。一斉に4人全員帰ったら可哀想だと思っただけだ。こんなやつの心配した俺らが馬鹿だったわ。相葉くん達に続いて、さっさと帰ればよかったな｣
須田ゆづきを睨んで、楽屋を出ていった。
楽屋を出たらちょうど、俺らがいると思って
楽屋に近づくにの。
このままではまずい。二人きりにさせれば
あいつが危害を加える。
にのの手を握り、ほかの3人がいる所まで走った。

嵐の楽屋からちょっと離れたエイトの楽屋に、
相葉くん達がいた。
エイトもあの女と何かあったんだと察したのか
すぐに楽屋に入れてくれた。
るなは｢ほんまにうちの事死なせる気？｣って
言って笑った。
るなごめん、死なせるつもりは無いんだ。←

忠｢はぁ！？意味わからんやんそいつ！｣
す｢なんっっっやねん！キノコより嫌いやわ｣
裕｢きゅうりより嫌いや。きゅうりのがマシや。きゅうりも食べた無いけど｣
亮｢全く悪びれてないって事やんな。最低やん。ハブるとか…。人として…どうかしとる｣
る｢なぁ、その女一発しばいてきてええ？｣
信｢るな落ち着け｣
る｢落ち着けるわけあらへんがな！｣

にのも今ので現状を把握した。
和｢それで翔ちゃん、ここに連れてきたのね｣
翔｢うん｣
る｢意味わからん！楽屋におんねんやろ！？行ってくるわ！｣
裕｢るなるなるなるなるな！ちょっと待てや！｣
る｢なんでやねん！嵐の溝を作ろうとしてるんやで！？｣
る｢そんなんどつき回すに決まってるやんけ！｣
雅｢るなちゃん！気持ちは嬉しいんだけど、それでるなちゃんにまでなんかあったら…！ね！だから｣
よこと相葉くんが、必死になだめる。

相葉くんの言葉で、戻ってくれたからよかった。
あの女のことだ。
るながなにかすれば、あの女は絶対
るなにも危害を加えかねない。