にのは俺たちが守る！！ (ページ34)

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Vol.34 亮side ページ34

潤くんはドアノブに手をかけたまま
息切れしてた。走ってこの店来たんかな。
｢松潤！｣って言って
翔くんも後ろから来た。
潤くんが｢立てる？｣って手を差し伸べてくれて
その手を握って立った。
けどまだ痛い。←

隣の個室入ろうと思って、間違えて
俺と二宮くんがおる個室のドアを開けたら、
俺の顔面に直撃したみたい。
2人の要望で、翔くんと潤くんもは
空いてる隣の席に座った。
電話は…、ごめんええわ。無視する。←

潤｢まっっっじであいつ意味わかんねぇ！｣
亮｢どないしたん！？あいつって誰！？｣
和｢マネージャーか｣
潤｢それ以外に誰がいるんだよっ｣
翔｢須田さんがお開きにしよって言うまで、我慢してたけど。もう無理だわ｣
潤｢ねえ翔くんあの嫌がらせの件も、あの女でいいよね！？｣
翔｢あいつしかいねーだろ！！｣
潤｢にのに嫌がらせするためにマネージャーなったのかよ！｣

い、嫌がらせ…！？二宮くんに！？
マネージャーが！？嘘やん…。
ほな二宮くんに今日仕事って言うたのも、
嫌がらせ…？
翔くんと潤くんは、相当怒ってるみたいや。
そらそうやわ、大切なメンバーが
嫌がらせされたんならそらキレるわ。
TBSにおった二宮くんも、訳が分からず
怒ってる2人にビックリしてた。
亮｢落ち着いてや…｣
潤｢落ち着けるかよっ！｣
亮｢ひえっ｣

しばらくしてやっと、2人とも落ち着いた。
それから嫌がらせのきっかけとか、
色々話してくれた。
翔｢さっきもさ、にの以外の4人と仲良くなりたいから飲みに行こうって｣
亮｢はぁぁ！？二宮くんは！？｣
翔｢にのは本当はオフなの。にのには仕事だと伝えて、俺らにはメンバーより綾子がいいから帰ったと伝えた。こんなのミスでもなんでもない｣
亮｢なんやねんそいつ意味わからへん。どつき回したろか｣

今度は俺がぶち切れそう。
ぶちギレる寸前やわ。
和｢完全に嘘ついたね。あいつ｣
潤｢なにが無理してにのと仲良くしなくていいだ！わかったように言いやがって…！｣
翔｢松潤がブチ切れて、店飛び出してここに来たってわけ｣
そらブチギレるわな…。
ここまで感情を抑えずに、出しまくってる潤くんは
なかなか見ん。
相当怒ってるってことやな。

翔｢相葉くんと智くんも、あの女の仲間みたいになるのが嫌つって、店出てって、俺らで頑張ったけど限界だわ｣
それでこの店に来たんやな。
嵐のマネージャー、やばいやつすぎやろ。
どういうつもりなん？

何よりも、嵐を守りたい。
心から思った。