◇101◇ お相子 *Kazunari* ページ5
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雅「―――――…(笑)」
「…へ？」
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相葉さんが言い終えると、間の抜けた声を出して固まるA(笑)
それからゆっくりと俺が持っていたペットボトルに視線を向けると、
「あっ…///」と小さく声を漏らして顔を赤くした。
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そんな姿も可愛いなぁ…なんて思いながらAに見とれていると、
突然Aが俺の持っているペットボトルに手を伸ばして、ソレを取ると
何のためらいもなくコクッと一口飲み物を飲んだ。
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「んふふ//…これでお相子ね？」
和「っ……//////」
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照れたように笑いながら言うA。
“お相子ね？”って・・・
そんな可愛い顔で可愛いこと言うの、マジで反則！///
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ほら…自分が言われたわけじゃないのに、相葉さんまで照れちゃってるよ(笑)
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雅「うわ〜なに今の！ 超可愛かったんですけど///」
「え〜？ なに言ってんの///」
心「相変わらず小悪魔だね(笑)」
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相変わらずって心結ちゃん、Aって昔からずっとこんなんなの？
しかもさっきのAの反応から見て、本人無自覚じゃない…？
あんなこと無意識でやっちゃうなんて超危ないなぁー。
男なんて単純なんだから、あぁいうこと無意識にやってたら何されるか分かんないよ？
場合によっては襲われちゃうかもしれないし・・・
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・・・って俺、何考えてんだ？//
“何されるか分かんない”とか“襲われちゃうかもしれない”とか…
どんだけ心配なんだよ(笑)
俺は自分が思ってた以上に、Aのことを好きになってたんだってことが分かって
思わず苦笑した。
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作者名：二宮 來侑 | 作成日時：2013年3月9日 12時
