Ssaid ページ19
病院に向かってしばらく
智「しょ…翔くｯ…ん」
って声が聞こえてバックミラー越しに視線を向けて声をかけると
智「気持ち…悪い…ｯゥ」
って横になりながら弱々しくえづき始めた。
車をコンビニに駐めて近くにあったゴミ箱を
体をゆっくり起こしてあげて当てた。
支えてないとフラフラして倒れそうな体
燃えそうなぐらい熱い体
力が入らなくてえづく事しかできない智くんは
涙を流しはじめた。
「泣けばもっと辛いよ?でも辛いもんね…。頑張れる？」
って背中をさすってると
背中が大きく波うって
それに併せて強く背中をさすると
智「ゥｯ…ｳｪッ…ﾝｸﾞ…ｯｯｸﾞﾌ…ｵｪｯ…」
って苦しそうに戻しはじめた。
しばらく戻した智くんは
さらに体から力が抜けてしまった。
まずいと思って体をゆっくり横にして
急いで車を走らせた。
そうしてしばらくして病院に着くと
智くんを抱えて裏口から病院に入った。
事情を説明すると早く診てくれて
検査をしてもらった。
検査結果を待ってる間腕に点滴を繋いでもらい
いくらか落ち着いている。
智「しょ…しょ…」
と何度も俺の名前を呼ぼうとしてる智くんに
心配ないから
って伝えると声を出さなくなり目を閉じた。
智くんから寝息が聞こえてきてしばらく
難しい顔をした先生が戻ってきた。
嫌な予感しながらも話を聞くと、
先生「大野さんの体には、なんらかの異常がみられました。けど原因不明なのです…。どう治療したら良いのか…私達も分かりません…。
とにかく毎日の栄養の点滴と副作用もありますがもしかしたら効くかもしれない治療薬を点滴してみます。ただ、今も言いましたが副作用があるので…。」
淡々と話す先生
でも…ってことは
「入院…ですか…？」
そうゆうことなんだよね…。
先生はくやしそうに
先生「はい…。」
って頷いた。
智くんの頭を撫でながら最悪のじたいを考え
てしまい、涙が溢れてきた。
それに追い打ちをかけるように
先生「命に関わる病かもしれません」
って言うもんだから
眠る智くんを前に涙を流した。
どうしてこの人だったの…どうして智くんが辛い思いするの…まだ36歳なのに…これからなのに…
とにかく今は悲しすぎてたくさん泣いた。
智くんの生命力にかけるしかないんだ。
私はあなたなら…って信じてる。
泣くのはこれきりにしよう…。
それから自分も落ち着き点滴が終わった智くんは病室に運ばれた
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ゆぅか(プロフ) - もとのさん» ままま、ままさかのもとのさんからコメント届くなんて…！！！ありがとうございます！！！！(;_;)しかもコメントの内容が嬉しすぎます！！！もとのさんの作品全て読んでまして、実はファンなのです(;_;)もとのさんからのコメントを励みに更新頑張ります！！！ (2018年3月15日 1時) (
レス) id: ebcfec7fe0 (このIDを非表示/違反報告)
もとの(プロフ) - はじめまして(*´ω`*)検索でお見かけして読んだら文章とても丁寧で、展開も気持ちよくて、続きがすごく楽しみです！ゆぅかさんのペースで頑張ってくださいね(*´ω`*)おおのさん…もう、題名から感動です（ ; ; ） (2018年3月14日 23時) (レス) id: 4b4b9dd124 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅか(プロフ) - ピーチさん» ピーチさん初めまして！コメントいただけただけでも嬉しいのに、面白いと言って下さって嬉しさが倍です(;_;)ありがとうございます(;_;)頑張ります！！！ (2018年2月21日 22時) (レス) id: ebcfec7fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ピーチ - とても面白いです！頑張って下さい！ (2018年2月21日 17時) (レス) id: 939d54eade (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆぅか | 作成日時：2018年1月30日 15時
