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＊8＊ ページ8
和side
彼女は顔を上げるなり俺の顔を見て頬を赤らめた。
その顔を見た瞬間、もっとこの顔が見たいと思った。
いつもまじめに働いているAさんの、いつもと違う表情に俺は釘付けだった。
和「とりあえずさ、コーヒー飲もっか」
デスクに戻り休憩する。
2人でコーヒーを飲む。
和「やっぱり緊張した？」
私「はい、なんかみなさん凄すぎて…、目が周りました(笑)」
なぜだろう。
彼女といると自然に笑える。
波長が合ってんのか？
もっとこの子の色んな表情が見たい。
和「なんだ、Aさんも普通に笑えるじゃん」
思わず言ってしまった。
すると彼女からも、
私「それを言うのはこっちのセリフですよ…、もっと怖い人だと思ってました…」
和「えっ、おれそんな威圧感あった？」
たしかに女にはあんまり心を開かないようにしてたから…。
私「なんか…、私気張りすぎてたのかもしれません…」
彼女が話し出す。
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作者名：みょーちん
| 作成日時：2019年1月22日 0時
