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和side
めっちゃキョトンとした彼女が可愛すぎて、どうにも堪えることができなかった。
仕事を初めてすぐ大野課長に呼ばれた。
智「おう、ニノ、どうしたの」
和「いやいや、どうしたのって…、あなたが呼んだんでしょうよ」
智「えっ？(笑)ニノ朝からなんかニヤニヤしてたからさ、気になって(笑)」
この人は俺のこと監視してるのか。
和「なんでもないですよ」
実はこの人…、いや大野課長は高校が同じで、２つ上の先輩だけど、なぜか気があって、1年間だけだけど、よく一緒にいたんだ。
だから俺が女嫌いなことも知ってる。
智「なーんかさ、Aさん見て笑ってなかった？？笑」
マジでこのおじさん俺のこと見すぎだろ。
和「…」
智「Aさんって…、仕事まじめにしてくれるし、いいよね〜。」
和「…」
何がいいたいんだろ。
智「まぁさ、ニノもさ、そろそろその仮面剥がしなよ」
和「…」
いつもニヤニヤしてる大野さんには言われたくないけどな。
和「なんすか」
大野さんも俺と同じで女嫌いだった。
誰にでも優しくて、でも勘違いする子が多くて。
でも大野さんには幼馴染がいて、その子がいじめられないように避けてすごしていたらしいけど、やっぱり好き同士だったからさ、今その子と結婚して幸せそうなんだ。
智「おれが言えたもんじゃないけどさ、素直になった方が楽だよ。疲れるもん無駄に(笑)」
大野さんには本当にお世話になっている。
この会社に入れたのだって大野さんの推薦のおかげだ。
和「大野さん…、俺…」
智「んー？？」
意を決して言う。
和「おれ、初めて好きになったかも」
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作者名：みょーちん
| 作成日時：2019年1月22日 0時
