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章「……俺は彼女と約束したんです。
2人共、生き残ってこんな祀り終わらしてこの村を出よって…。
でも、その夢も叶わんなら俺は彼女を手にかけて自分も死にます。」
和「貴方、やっぱりAさんの事…。
もう勝手にして下さい。
ただ俺が大人しくしているとは考えない事です。
じゃあ、また明日…。」
章「その通りです。
分かりました。
貴方が彼女に何かをしようというなら俺は全力で彼女を守ります。
二宮君、また明日。」
それから俺は彼と別れた
やはり安田は彼女の事、好きだったんですね…
そこまであの子が良いなら、あの子は貴方が消して下さい
俺に殺られたくなきゃね…
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Y.Sside―
夜も明けて朝の眩しい光がこの家を照らしていた
起きるなり彼女のとこに行こうとした
でも俺が一番で大丈夫やろか…
…なんて思いながらも行く事にした
行ったら途中で大倉の姿を見かけた
歩く方向は俺と一緒だった
『何で大倉があの子ん家に…。
アカン…俺、ヤキモチやき過ぎやわ…。』
俺はとにかく一度、冷静になった
それから大倉と顔を合わせない様に俺は一旦、家に帰る事にした
暫くして出ると彼女の家に向かった
彼女の居る家に着くと俺は取り敢えずいつもと変わらない感じで呼んだ
呼ぶと彼女はまだ寝ていたのか少し寝ぼけた感じで出てきた
そこから俺達は会話を始めると餌食の話をした
すると、彼女の顔付きが一気に変わった
顔付きが変わった瞬間、彼女は意味深な言葉を発した
「当たり前ですよ。
でもこれではっきりしました。
誰が人狼で誰が守護者なのか…。」
えっ…？
ちょっと待って…
今、何て…？
そんな事を考えていると俺は疑問が口に出てしまっていた
章「えっ…？」
「いっいえ…。
こっちの話なんで気にしないで下さい。」
気にしないで…？
そんなん無理や…
やっぱAちゃんはもう全て分かってる？
でも彼女はその後、何も言う事はなくこのまま一緒に宴の会場に行く事にした
会場に着くと既に他の3人は座っていた
それから最初に口を開いたのは大野君だった
智「さて…今日で全ての決着を付けようか…
人狼さん。」
そう言って大野君は目の色を変えて俺と二宮君を睨む様に見ている
智「人狼は君達だよね？
ニノ、安…。」
彼は目の色を一切変える事なく俺達を見て話している
やっぱり大野君は途中から気付いてたんや…
このままじゃ二宮君が大野君に消される
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作者名：和也☆章大☆忠義Love | 作成日時：2016年10月3日 20時
