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和「向こうが突っかかってきたんですよ！！
俺は大野さんと争ってたんです！！
それが…(章「でも、あの子は女の子なんですよ！！
何もあんなキツい言い方しなくても！！」
和「だったら、貴方がちゃんと見といて下さいよ！！
貴方がちゃんと見てれば彼女が俺に噛み付いてくる事も無かったんじゃないですか？」
章「たっ確かにそれはそうやけど…。
でも俺、二宮君に1つ言いたい事あんねんけど！！」
と、彼は俺から手を引いて続きを話し始めた
章「何で二宮君は大野君に投票せんかったんですか？
二宮君が大野君に投票してたら大野君を生贄に…(和「大野さんは俺の手で殺りたかったんです。
生贄で消したくなかった。」
章「二宮君…。
それはどっちの意味なん？
普通に人狼として？
それとも仲間意識があったから？」
和「多分、昔の俺なら後者だと思います。
でも今は人狼が楽しい。
強いと思う相手程、自分の手で消したい。
だから今日は大野さんでいきましょう。
そろそろあの人を消さないと…。」
章「二宮君、やっぱ頭可笑しなってる。
人狼が楽しいやなんて…そんな…。」
和「このゲームで変わったのは俺だけじゃありませんよ。
安田だって大野さんだって彼女だって皆、人殺しなんですよ！！
俺達だけが悪人なのはおかしな話です。
誰も誰かの死を必死に止めてない。
皆、所詮は自分の命が一番恋しいんです。」
章「確かに俺も変わったんかな…。
横ちょや亮を殺ったんやから。
……分かりました。
じゃあ大野君を殺りに行きましょう。」
和「はい。
後、今日の晩に変な感情を持ち込まないで下さいね。」
章「分かりました。
じゃあ、また晩に…。」
そういって俺達は別れた
さて…猟師さん…
貴方は誰を守るんですかね…
俺は無いとして大野さんか安田か大倉か…
勝負しましょ…Aさん…
この勝負が勝敗を分けるんですから…
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その日の夜＿＿＿
Y.Sside―
俺は必死に考えてた
零時まで後、1時間…
俺が二宮君に立ち会わへんかったら俺は死ぬ…
そうなれば人狼は二宮君1人になるから後のメンバーが二宮君に票入れる事を見越したら明日の宴には人狼は居なくなる
それに嫌な予感が頭をよぎる
猟師がもし大野君を守ったら？
それでも俺達は終わり…
主犯は二宮君って分かってるやろから彼が居なくなったら俺は何も出来へん
人狼が勝つには大野君を消して大倉を生贄にして彼女を俺の手で…
それから俺は彼女の後を追う
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作者名：和也☆章大☆忠義Love | 作成日時：2016年10月3日 20時
