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取り敢えず俺は反発せず大人しく会話に入る隙を探していた
すると、やはり順番で大野さんは俺にも意見を聞いてきた
俺はよく考えた
今、誰に投票するべきなのか…
下手したら大野さんを上手く生贄に出来るかも知れない
でも俺は何故かアイツを選んでいた
和「昨日、俺は雛を占った。
そしたら…黒だった。
もう村民のフリをするのは止めたらどうなんです？」
俺がそう言うと彼から喧嘩を売られた
俺は取り敢えず逆上せず黙り込む事にした
俺はどうしても大野さんをこの手で殺りたかったんです
だから俺は雛を選んだ
暫くして投票結果が出ると、やはり雛が生贄になる事になった
すると、雛は急に人が変わった様に暴れ始めた
そんな雛を一番、必死に止めようとしたのは彼女だった
でも彼女だけでは駄目で俺も皆も制御に加わる
すると、雛は勢いよく彼女を叩くと彼女は床に座り込んだ
彼女を一番に助けたのは相方だった
安田は雛から彼女を離す為、皆から少し離れた
雛がやっと落ち着いて井戸のある場所に行こうとした時、ふと2人を見ると2人は手を繋いでいた
やはりあの2人、両想いじゃないですか…
でも貴方達の赤い糸は繋がって無いんですよ
だって人狼と守護者なんですから…
井戸がある場所に着くと彼はそのまま井戸の底へと落ちていった
彼が落ちた後、大野さんが意味深な言葉を言った
智「これで人狼が誰かはっきりするな。
あの紋章が2つのままならね。
2つならニノと安が人狼だ。」
俺は、その言葉を聞くとカッとなってつい逆上してしまった
すると、俺達の会話に彼女が入り込んできた
「ちょっと！！
また喧嘩ですか！？
良い年した人達が喧嘩とか止めて下さい！！」
俺は、そんな彼女に苛立ってつい怒りをぶつけてしまった
彼女に怒りをぶつけていると安田が俺達の間に割って入ってきた
安田が割って入ったお陰もあるのか彼女は溜息をつくと反抗する事を止め、大倉の助言で今日は丸の家を借りて、そこで寝泊まりする事にしたらしい
彼女が去り際に大野さんと同じ様な事を言ったのを俺は聞き逃さなかった
彼女が去った後、大野さんと大倉は一緒に帰って行った
安田も帰ろうとしていたが俺はそんな彼を引き止めた
理由は今後について相談したかったから
すると、俺の口より先に彼の手が俺の胸ぐらを掴んだ
章「何で、あの子に突っかかったんですか！？
あの子は皆が生きれる方法を探してくれてるっていうのに！！」
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作者名：和也☆章大☆忠義Love | 作成日時：2016年10月3日 20時
