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和「だって大野さんと彼女が会ってる理由はそれしか無いじゃないですか。
で…次の餌食は錦戸です。」
章「確かに。
でも次の餌食は亮ですか…。
…分かりました。
俺が案内します。」
そう彼が言うと俺達は錦戸の家に向かい始める
向かう間、俺達が喋る事は一切なかった
互いに無言のまま錦戸の家に着くと、そのまま彼が寝ている寝室の前に移動をしてドアを開けようとした時、安田が俺に話しかけてきた
章「二宮君…亮は俺に殺らせて貰えませんか？
今日は猟銃を持ってきたんです。
俺は弾を撃つだけなので、後は前みたいに二宮君の好きにして貰って構いません。」
和「……分かった。
前も上手くいってるから勝手にどうぞ。
終わったら声掛けて下さい。」
章「分かりました。」
急に喋り出すから何かと思えば、そういう事で俺は取り敢えずドアの外で待っていた
Y.Sside―
今日の餌食は亮に決まった
でも今日も横ちょの時に抱いた感情が何故か沸いてきたから俺が仕留める事にした
まずは取り敢えず猟銃で人の急所を撃ち抜いた
すると、亮の体は一瞬跳ねて赤い物が飛び散った
その赤い物を見た時、俺は体が震えた
章「俺…俺…亮を…。
横ちょの時は首やったから見なかったけど実際見るとあかんな。
とっとにかく早く…早く…この部屋から…。」
俺は震える足を必死に動かすと廊下に居たN宮君にバトンタッチした
和「貴方…随分、派手にやりましたね。
後は俺がやりますから貴方は先に帰って下さい。
貴方は餌食を出したのだから死ぬ事はありません。」
章「……分かりました…。
じゃあ先に失礼します。
後は任せました。」
そして俺は彼に後処理を任せると先に家に帰る事にした
それから俺は、なかなか寝付く事が出来なかった
でも体は不思議で目を閉じていたら、いつの間にか夢の中に居たらしく、次に目を覚ます頃には空の色が綺麗な青空になっていた
呼び出しはないが取り敢えず宴の会場に行こうとした時、大野君にバッタリ出会った
どうやら俺を呼びに来たらしい…
智「あれ？
安、気がはえーな笑
今から呼びに行こうとしてたとこなのに。」
章「はい。
時間見てないからもう始まってたらやばいと思って急いで出てきました。」
智「そっか笑
で、今日の餌食なんだけど…錦戸君が殺られた。
猟銃で一発の引っ掻き傷が沢山あった。」
章「そうなんですか…。
亮が…死んだ…。
俺達、同じ年やったから双子みたいに仲良くしてたのに一体、誰が…。」
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作者名：和也☆章大☆忠義Love | 作成日時：2016年10月3日 20時
