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やはり俺が一番乗りだったみたいで会場にはまだ誰も居なかった
暫くして徐々に人が集まり始めた
でも何故か大倉と彼女が来ない…
まさか大倉の奴…
最悪な想像が頭を過ぎる…
まぁ…こんな事が起こってる今、変な事はせえへんか
例え、何があったとしても彼女を裏切った俺が彼女を追いかける資格なんかない
だから昨日だって探す事はしなかった
それから2人が会場に来ると大野君が本題へと入っていく
すると、二宮君と対立を始めた
概要はどちらが本物の陰陽師なのか？という事だった
俺は勿論、二宮君が偽物なのは分かっている
でも、そんな事を話す訳がない
話したら俺まで死ぬ事になる
だから余計な事をしない様に輪に入らず見守る事にした
でも、その中で彼女は必死に2人をまとめようと話始めた
話しているうちに相葉君が何やら話があると言い出した
でも彼の話は後回しにされ、大野君が皆に意見を聞いて回った
俺の番になると俺は大野君に昨日の怒りをぶつけた
きっと彼女を連れ出したんは大倉ではない筈やから…
大野君が何か言うて大倉ん家に預けたとしか考えられんから…
その怒りを沈めようと二宮君が割って入ってきたが、俺は自分の感情を止める事が出来なかった
でも大野君の一言が俺の胸に突き刺さった
俺は今になって胸が締め付けられた
こんなにも彼女を傷付けてたなんて…
俺はまず、彼女に謝る事にした
きっと許される事はないと分かってはいたけど…
でもそれだけじゃなくて彼女はいきなり大野君を信じて大倉の家にお世話になると言い出した
かと思えば、彼女は衝撃発言をした
自分が守護者だと…
本当はホッとしてはいけないのに何処かホッとした部分もあって、その声がつい音になってしまった
その後は触れられる事もないと思っていたのに静寂の中で発せられた彼の1言で俺は更にキレる事になる
でも彼は何事も無かったかの様に俺の怒りをかき消した
暫くして彼女が発した言葉に俺は驚かされる事になる
どうやら彼女は二宮君が怪しいと思っているらしい…
でも最後に相葉君から発せられた言葉で皆の票が一気に変わる事となる
なんと相葉君の正体は狐で、もうこんな毎日には耐えられないから吊ってくれというものだった
相葉君のこの衝撃的な言葉に関西陣は黙って聞いていたが関東陣は黙っていなかった
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作者名：和也☆章大☆忠義Love | 作成日時：2016年10月3日 20時
