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家の前に着くと玄関に入ろうとしている彼女が居た
俺はふと彼女が外に出た事が不安になって声をかけてみた
話すと彼女はどうやら俺を探しに外に出ていたらしい
にしても、大倉に会ったんか…
まぁ…それは置いといて…
彼女に俺は何故だか質問攻めにあった
でも取り敢えず嘘をつく事にした
そして何故かさっきまでの嫌な空気が嘘みたいに無くなり、一緒に料理を作る事になった
料理が出来ると2人で他愛もない話をした
俺…やっぱ…彼女を殺るなんて無理や…
それにAちゃんは本当に素敵な子で…
俺、どうするんが一番正しいんやろ…
やばい…
この子と話してると俺、どうにかなりそう…
でも他の誰かを殺らなきゃ俺の命は無い
なら、俺は…
誰かを犠牲にしてでもN宮君が彼女を殺らない様に止めるしかあらへん…
彼女を守りきる迄は何がなんでも生きる
そう思いながら彼女と会話をしていたのが午後7時頃だった
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日は変わり午前零時…
俺は人狼が集まり場所に行くと既に彼の姿があった
章「二宮君…本当に殺るんですか？」
和「そうですよ。
貴方はきっと殺れないでしょうから陰で見といて下さい。」
章「…分かりました。
今日は確か翔君で間違いないですよね？」
和「そうですよ。
じゃあ行きますか…。」
彼はそう言うと俺は彼の後ろに付いた
しばらく歩くと翔君の家に着いた
二宮君は躊躇いもなく家の扉を開けた
今回はどうやら開いたらしい…
彼はそのまま翔君が寝ている場所まで歩いて行くと彼の首を鎌で…
翔君は一瞬、目を見開いたかと思えばすぐに閉じて、そのまま体の一部はパズルのピースと化していった
N.Kside―
俺は翔さんを殺る事に何の躊躇いもなかった
むしろ快感さえ覚えていた
俺は翔さんの家に入るとすぐに鎌を振り下ろした
勿論、赤い物が飛沫をあげた訳で…
俺が与えられた服は一気に赤い物で染まっていった
その姿を安田は後ろで体を震わせながら見ている
それも無理ないか…
でも一度鎌を振り下ろし、何かに当たった時のあの快感を忘れられない俺はその後、何度も鎌を振り下ろした
和「ハァハァ…。
これで…ははは…ははははは笑」
Y.Sside―
この人おかしい…
何で人を死なせて笑えるんや…
この時、俺はただ体を震わせながら彼をじっと見ているしかなかった
二宮君も落ち着き、翔君の家から2人で出ると今後の相談もないまま俺達は自分の家に帰る事になった
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作者名：和也☆章大☆忠義Love | 作成日時：2016年10月3日 20時
