コイビト 01【SO】 ページ16
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―バンビ様 リクエスト―
大野 side
あ、パンツ持ってくんの忘れた。
風呂から上がって体を拭いたところで、それなりに重要なことに気が付いた。
まぁいっか。と腰にタオルを巻いてドアを開けると、翔くんが真剣にノートパソコンに向かっていて。
俺に気付いた翔くんが「智くん湯加減どうだった〜？」と振り返った。
「んなっ！何つーカッコしてんの！！！」
「パンツ忘れた」
「ちょっと待ってて！」
ドタドタと慌ただしく寝室に消えた翔くん。
めんどくさいんだから、全く。
水でも飲もうかな、とキッチンに行くと、翔くんの足音が戻ってきて
「あれ！？どこ行ったの！」という大きな声が聞こえてくる。
ちょっと面白くってほっといたら、ひょっこり翔くんが現れた。
「もう、勝手に消えないでよ！」
「場所なんて限られてるじゃん。ありがと」
翔くんからパンツとスウェットを受け取ってその場で穿く。
と、翔くんがガン見しているのに気が付いた。
「…何？」
「いや…なんかえろいなぁと思って…」
「変態。どっかいけ」
しっしっ、と手で追い払うけど、翔くんはめげずにおれからバスタオルをむしり取った。
ばふっと頭に被せられて、髪の毛をわしゃわしゃされる。
そのままリビングに行って胡座をかくと、翔くんがドライヤーを手にしておれの後ろに座った。
「ちゃんと乾かさないと風邪引くよ？」
「…あんさぁ、」
「なに？」
「しょーくんて母ちゃんみたいだな」
「そこは是非出来る恋人にしていただきたい」
出来る恋人…
それは松潤みたいな人のことを言うんじゃね？
翔くんは不器用だからなぁ。
ぶおーっとドライヤーの熱風がかかる中、そんなことを考える。
「…翔くんは、ダメ」
「え？！出来る恋人が！？」
「似合わない」
「いくらなんでも酷くないですか…」
声からでも読み取れるくらいしゅーんとした翔くんがヤケにおかしくって
思わず声を上げて笑ってしまった。
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杏子(プロフ) - 智夏さん» いえ！すっかり遅くなってしまって申し訳ありませんでしたm(_ _)m 私も妄想しながら可愛いと思ってました…(笑) ありがとうございます、頑張ります♪ (2014年10月13日 18時) (
レス) id: 258e3cb10c (このIDを非表示/違反報告)
智夏(プロフ) - 杏子さん、リクエスト書いていただきありがとうございます♪可愛いおおちゃんが見れてよかったです笑。テスト期間中なもんで見るのが遅くなってしまいました汗。これからも、更新頑張って下さいね(*´∀`) (2014年10月13日 16時) (レス) id: e7dcc09139 (このIDを非表示/違反報告)
杏子(プロフ) - 大宮ぁ〜!!さん» 分かります〜！挙句の果てには馬鹿にされたりもします、私 (笑) (2014年10月13日 15時) (レス) id: 258e3cb10c (このIDを非表示/違反報告)
大宮ぁ〜!!(プロフ) - 杏子さん» そうそう!!さらーっと！でも、あんまり話してるとウザがられるし…。辛いです（つд；*) (2014年10月12日 0時) (レス) id: 768aa613bc (このIDを非表示/違反報告)
杏子(プロフ) - 大宮ぁ〜!!さん» 私と全く一緒です！ さらーっと流されますよね…(笑) (2014年10月11日 20時) (レス) id: 258e3cb10c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏子
| 作成日時：2014年8月10日 0時
