例え ページ40
オルガの前に現れたのは、肩で息をしながらも目を輝かせるハウ。
「俺も連れてって〜！」
周りの目を気にする事もなくピョンピョンと跳び跳ねる彼に、オルガは安堵の息をついた。
「ハウも一緒に行けたら嬉しいんですけど……！」
お願いします、と加えたオルガにザオボーは小さく唸りながら髭を弄ぶ。
と、
「へぇ、エーテルパラダイスに行くのか！」
オルガとハウが振り向いた先にはククイの姿が。
更にその隣にはライチも佇んでいる。
「おや、島クイーンと技の研究の第一人者がお見送りですか……！」
感心したように二人を見つめ、ザオボーは視線をオルガに戻す。
「分かりました。オルガさんとハウさんをエーテルパラダイスへご案内しましょう」
それを聞くなり、周りの目を気にする事もなくオルガはハウと大きなハイタッチを交わした。
「楽しんでくるんだよ、エーテルパラダイス。島巡りをするトレーナーは島キングや島クイーンにとって子供みたいな存在。しっかりと自分の経験を増やして欲しいからね」
船着き場へと移動するオルガとハウに声を掛けたライチ。
「え、ライチさん子供いるんですか！？」
「例えだよ！例え！アタシは子供もいないし、結婚もしてないんだから！」
目を見開くオルガに、そう笑ったライチはヒラヒラと手を振る。
「何事も出会いときっかけは逃しちゃダメよ、オルガ」
「……はい！」
彼女の言う出会いが何を指すのか。
トレーナーとしてのモノなのか、
一人の女性としてのモノなのか。
少なくとも両方頂きたいと願うオルガは、少しの間を置いて素直に頷いて見せた。
本当に今更ですが、
脱台本書きを目指し始めました。
過去に書いた作品も少しずつ直していこうと考えてます。
優先的に直して欲しい作品があったり、
アドバイス等があったりする場合は遠慮なくコメント欄へお願いします！
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CrazyBook(プロフ) - IzuMeさん» 拙い小説書きですが、読んでくださってありがとうございます！少しずつでも更新していくので宜しくお願いします！ (2018年11月12日 18時) (
レス) id: 8f3bd404cb (このIDを非表示/違反報告)
IzuMe - 初めまして！これからの展開がとても楽しみです！ゆっくり自分のペースで頑張ってくださいね！小説書きの方が読みやすいですね (2018年11月11日 23時) (レス) id: f829c8a31c (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook(プロフ) - NIGHTMARE DOLLさん» コメント、ありがとうございます！カロスの方も読んでくださったんですか！？こちらこそ有難いです！亀更新ですが、気長に読んでください！頑張ってアランを登場させます！ (2018年7月18日 19時) (レス) id: 31b46a970e (このIDを非表示/違反報告)
NIGHTMARE DOLL(プロフ) - 初コメです。XY&Zは個人的に思い入れのあるアニメだったので、こんな素晴らしい作品を読ませてもらって有難いです。アランの登場が待ち遠しい中、ウルトラビーストとの死闘にカロスでのいつメンが出て来てほしいです。長々と書いてしまい、すみません。応援してます！ (2018年7月18日 2時) (レス) id: ddee853101 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - 桜さん» いえいえ、とてもありがたかったです！またミスや矛盾点がありましたらご指摘をお願いしますね。 (2018年2月19日 22時) (レス) id: 31b46a970e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CrazyBook | 作成日時：2017年11月13日 21時
