気障野郎 ページ2
ソフィアside
バーネットの研究所から出て早々、
「お腹空いた……」
マスターが小さく呟き、アタシ達はカンタイシティのポケモンセンターへ。
そのご本人と言えば、
「……」
サンドイッチ食べてる途中にも関わらず、ルカレとか言う奴から貰った手紙を読み直していて見事爆睡。
ステラ曰く昨日あんまり眠れてないらしい。
あんまり朝食を食うスピードも早くないし、
まだ本調子ではないのかもしれない。
涎を垂らして眠るオルガの手にはその手紙が握られたままになっていた。
ー見ても……いいよな…？
チラとステラに視線を送り、机へ跳び乗る。
そしてアタシは手紙を覗き込んだ。
これを君が読んでいる頃には私はもうここを出ていっているだろうね。
まずはすまなかった。
ここから先の話は言い訳と取って貰っても構わないよ。
まずはどこまでが私の意思による行動だったのかを説明しようか。
言うのなら……君をあの島へ連れていって指定された木へ拘束した辺りまでだね。
正直……そこから先の記憶は曖昧だ。
時折怯えたようにこちらを見る君の顔は脳裏に焼き付いているんだがね。
では私の意思が関わらない間は何が起きていたのか……
君の彼氏、アランから聞く限りの行動は私の本能が働いたと言えるのだろう。
可笑しな言い方だとは思うかもしれない。
だがあの時の私も私なんだ。
あるポケモンの影響によって全てをさらけだした私、
君への愛情を吐き出した挙げ句に歪んでしまいそうになった私の芯の部分なのだろう。
アランから聞く限り、あの女が連れていたそのポケモンは一度だけあの場に姿を現したらしい。
クラゲのような見た目のゼリー状のポケモンだ。
見かけることがあれば気を付けることを推奨するよ。
さてと、
ここまで読んで分かっているかもしれないが……
私は君の事が好きだ。
アランの隣で笑う君を見る度に「私の隣であるなら」と何度も望んだ。
しかし今回の事があれば君は私を嫌う事が目に見えている。
だから私は姿を消すことにしたんだ。
もしもまた出会うことがあるのなら……
私なりの気持ちを私の意思で伝えようと思う。
それが叶わないのであれば友人としてでも、顔見知りとしてでも認識をしておいてくれ。
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CrazyBook(プロフ) - IzuMeさん» 拙い小説書きですが、読んでくださってありがとうございます！少しずつでも更新していくので宜しくお願いします！ (2018年11月12日 18時) (
レス) id: 8f3bd404cb (このIDを非表示/違反報告)
IzuMe - 初めまして！これからの展開がとても楽しみです！ゆっくり自分のペースで頑張ってくださいね！小説書きの方が読みやすいですね (2018年11月11日 23時) (レス) id: f829c8a31c (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook(プロフ) - NIGHTMARE DOLLさん» コメント、ありがとうございます！カロスの方も読んでくださったんですか！？こちらこそ有難いです！亀更新ですが、気長に読んでください！頑張ってアランを登場させます！ (2018年7月18日 19時) (レス) id: 31b46a970e (このIDを非表示/違反報告)
NIGHTMARE DOLL(プロフ) - 初コメです。XY&Zは個人的に思い入れのあるアニメだったので、こんな素晴らしい作品を読ませてもらって有難いです。アランの登場が待ち遠しい中、ウルトラビーストとの死闘にカロスでのいつメンが出て来てほしいです。長々と書いてしまい、すみません。応援してます！ (2018年7月18日 2時) (レス) id: ddee853101 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - 桜さん» いえいえ、とてもありがたかったです！またミスや矛盾点がありましたらご指摘をお願いしますね。 (2018年2月19日 22時) (レス) id: 31b46a970e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CrazyBook | 作成日時：2017年11月13日 21時
