ほぼ自爆 ページ50
ピチュー「ちゅぴっ！ぴ〜ちゅ〜♪」
ピチューはすかさず影との距離を取り、ウィンク付きの投げキッスを送る。
その瞬間影の動きが止まり姿が明らかになった。
オルガ「…ラッタまで出てくるんだ………！」
オルガの呟き通り影の正体はコラッタの進化系、【ねずみポケモン】のラッタだった。
現在混乱状態のため、ふらふらとおぼつかない足取りであるが…
すると、
ロトム『おぉー！茂みの洞窟にはラッタもいるんだロトね！』
今までポケモンを撮影するために姿を消していたロトムがひょっこりと現れた。
アラン「自由人だなお前は…」
呆れた様子のアランに「ポケモンロト！」と返してロトムはラッタも撮影していく。
オルガ「ラッタの情報ちょーだい！」
足元で威嚇するピチューと共にラッタをジッと見つめたままオルガはそう声を掛けた。
ロトム『ラッタ、ねずみポケモン。アローラの姿、悪タイプ。餌の味と鮮度に拘るグルメなポケモン。ラッタの住むレストランは当たりだと言われるんだロト！』
「なにその説明…」と目を点にしたオルガにロトムは慌てて付け加える。
ロトム『良い餌を手に入れるために朝早くから夜遅くまでコラッタを引き連れて街を探索することもあるロトよ！集団になると恐ろしいほどの団結力を見せるらしいロ』
今度こそなっとくしたらしいオルガは「ふーん…」と呟いて再び指示を出す。
オルガ「“電気ショック”！」
ピチューは頬を擦って発生させた電気をラッタに発射していく。
ラッタ「ラッ……！？…ッラッタァッ！」
ラッタは混乱したままのものの器用にそれらをかわして“体当たり”を仕掛けてくる。
が、
ズガンッ！
ピチューにかわされ岩に激突した。
そしてそのまま岩に“体当たり”を続けるラッタ。
それ見て流石のオルガとピチューも苦笑いを見せた。
オルガ「なんか悪いことした感じするけど……ま、良いか。最高出力“電気ショック”！」
ピチューはトコトコとラッタに近寄りラッタが自身を振り向いたのを確認すると“電気ショック”を放つ。
モロにそれを食らったラッタはバタリと倒れるもののハッと目を覚まして混乱が解けた状態でその場を去っていった。
アラン「後は奥の台座だな」
アランが洞窟の奥の光が漏れている出口を指差す。
オルガ「行こっか…Zクリスタルを手に入れに！」
オルガは駆け寄ってきたピチューとロトムと共に走り出した。
第二段、続編行きます！
今後もよろしくお願いします！
CrazyBook
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CrazyBook - ふわきゅあ@ウランさん» コメントありがとうございます！自分が書けるなりに精一杯書いていきますので、気長にお付き合いください！ (2017年11月28日 16時) (
レス) id: 31b46a970e (このIDを非表示/違反報告)
ふわきゅあ@ウラン - お初にお目にかかります。 いつも楽しく拝読させてもらってます。 CrazyBookさんの文才には、脱帽です笑笑 これからも頑張ってください！ (2017年11月27日 16時) (レス) id: 38276b567f (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - 桜さん» 参考にさせていただきます！鈍い二人にしっかり恋愛させてみせます！ (2017年4月14日 23時) (レス) id: 8a24e3813f (このIDを非表示/違反報告)
桜 - アローラで、二人にそれぞれ、恋のライバル登場！でも、最後ハッピーエンドな話はどうでしょう？ (2017年4月14日 23時) (携帯から) (レス) id: cbd580bb22 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 連れていますよ！ですがリザードンで戦うとあっという間に勝ってしまう気がするので今はほとんどバトルをさせていません！ (2017年4月6日 17時) (レス) id: 8a24e3813f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CrazyBook | 作成日時：2017年3月22日 22時
