お悩みドリンク ページ18
オルガ「…何飲もっか」
アラン「…俺にも分からないんだから答えようが無いだろ」
ポケモンセンターのカフェスペースのメニューを見上げているオルガとアラン。
今悩んでいるのは…
飲み物だ。
オルガ「モーモーミルク、パイルジュースならまだ分かるよ？」
アラン「問題はロズレイティーとエネココアだな」
悩むオルガの頭の上にいるピチューがふと何かを見つけて手を振った。
それに気が付いたアランもそちらを見る。
リーリエ「おはようございます」
ハウ「おー！オルガとアランも朝ごはんー？」
二人と同じポケモンセンターに泊まっていたリーリエとハウがやって来ていた。
オルガ「おはよー！ねぇ、二人ってカフェスペースで何飲む？」
オルガはメニューを指差した。
リーリエ「私は…エネココアですね。ふわっと甘いココアが最高なんです！」
ハウ「俺はー、パイルジュース！酸っぱいのが美味しいんだよー！」
頷くオルガとアラン。
アラン「じゃあロズレイティーって何だ？」
今度はアランがメニューを指差す。
リーリエ「それはロゼリアの好む葉っぱから作られた紅茶です。とても香りが良いのですが…私にはまだ苦く感じられます。お砂糖やミルクとも相性が良いんですよ」
リーリエの説明でオルガはパッと顔を明るくした。
オルガ「私ロズレイティーにする！ミルク付きで！」
アラン「俺は無難に珈琲だな」
そして二人はなぜかジャンケンをし、負けたアランがカウンターへ向かった。
リーリエ「カフェスペースのドリンクは各ポケモンセンターによって少しずつ違うんです。では私達もカウンターへ行ってきますね」
ハウ「マラサダセットー！」
ハウとリーリエもカウンターへ向かい、オルガはピチューとロトムを連れて四人掛けのテーブルに座る。
オルガ「貴方のトレーナーさん…来てなかったね」
オルガは頬杖をついてテーブルの上のピチューを見つめる。
カフェスペースに行く前にジョーイにピチューのトレーナーの事を尋ねたものの、トレーナーは来ていないと言われたのだ。
ロトム『どうするんだロ？』
ロトムはピチューの写真を撮りながら尋ねる。
オルガ「今日中にジュンサーさんに預けるよ。機動力はジュンサーさんが一番でしょ？」
オルガは自身の指とじゃれるピチューを微笑ましく見守る。
その姿はどこか寂しそうだった。
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CrazyBook - ふわきゅあ@ウランさん» コメントありがとうございます！自分が書けるなりに精一杯書いていきますので、気長にお付き合いください！ (2017年11月28日 16時) (
レス) id: 31b46a970e (このIDを非表示/違反報告)
ふわきゅあ@ウラン - お初にお目にかかります。 いつも楽しく拝読させてもらってます。 CrazyBookさんの文才には、脱帽です笑笑 これからも頑張ってください！ (2017年11月27日 16時) (レス) id: 38276b567f (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - 桜さん» 参考にさせていただきます！鈍い二人にしっかり恋愛させてみせます！ (2017年4月14日 23時) (レス) id: 8a24e3813f (このIDを非表示/違反報告)
桜 - アローラで、二人にそれぞれ、恋のライバル登場！でも、最後ハッピーエンドな話はどうでしょう？ (2017年4月14日 23時) (携帯から) (レス) id: cbd580bb22 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 連れていますよ！ですがリザードンで戦うとあっという間に勝ってしまう気がするので今はほとんどバトルをさせていません！ (2017年4月6日 17時) (レス) id: 8a24e3813f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CrazyBook | 作成日時：2017年3月22日 22時
