観光案内所 ページ12
「ねー！ハウオリ凄いでしょー！？アローラっていいでしょー！？」
ビーチから走ってきたハウが目を輝かせる。
「町の方も楽しみ！早く案内して！」
「おー！良い所に案内してあげるー！」
走り出すハウとオルガをアラン、リーリエ、ロトムは急いで追いかける。
一同がハウオリシティに入り、入って行ったのは……
「ねーねー、ロトム図鑑持ってると良いモノ貰えるってほんとー？」
観光案内所だ。
カウンターの女性スタッフは、問い掛けるハウとオルガの後ろからアラン達と一緒にやって来たロトムを見て頷いた。
「耳がお早いですね！」
そう言った女性はカウンターの下から小さめの箱を出し、中から部品をカウンターに並べていく。
「何ですか……これ？」
よくわからないオルガ達とは裏腹にロトムが慌てて部品に反応した。
『ボクの拡張パーツだロト！』
ロトムはそうして自分でパーツを組み込んでいく。
「ロトムがこの部品で拡張したらどうなるんです？」
女性はパッと大きめの説明書を広げて見せた。
「これをロトムに組み込むとポケファインダーが使えるようになります！簡単に言うと写真が撮れるようになりますね」
リーリエも珍しそうに説明書を覗き込む。
「写真撮れるんだ！凄いじゃないロトム！」
オルガが振り向くと拡張を終えたロトムは早速観光案内所にいるポケモンを撮りまくっていた。
「ロトム図鑑って凄いなー！ポケモンとは違うオルガ達のパートナーだねー！」
ハウは自身の言葉に首をかしげる。
「えー？でも中にロトムがいるんだよねー？じゃーポケモンなのー！？」
「ちょっ……パニックに巻き込まないでよ……！」
ハウの言葉にオルガも「うー……」と唸り始めた。
『どっちでも良いロトよ？ボクはもっと写真が撮りたいロト！』
ロトムの要望で一同は観光案内所を後にした。
「ロトムさんはどんどんバージョンアップしていくのですね」
リーリエはロトムに微笑みかける。
『えっへんロト！』
ロトムはそう言うと並んで歩く4人を一枚撮った。
「印刷とかできないのかな？」
『データを送信すればすぐロトよ！いつか皆にプレゼントロト！』
ロトムは嬉しそうに辺りを飛び回った。
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CrazyBook - ふわきゅあ@ウランさん» コメントありがとうございます！自分が書けるなりに精一杯書いていきますので、気長にお付き合いください！ (2017年11月28日 16時) (
レス) id: 31b46a970e (このIDを非表示/違反報告)
ふわきゅあ@ウラン - お初にお目にかかります。 いつも楽しく拝読させてもらってます。 CrazyBookさんの文才には、脱帽です笑笑 これからも頑張ってください！ (2017年11月27日 16時) (レス) id: 38276b567f (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - 桜さん» 参考にさせていただきます！鈍い二人にしっかり恋愛させてみせます！ (2017年4月14日 23時) (レス) id: 8a24e3813f (このIDを非表示/違反報告)
桜 - アローラで、二人にそれぞれ、恋のライバル登場！でも、最後ハッピーエンドな話はどうでしょう？ (2017年4月14日 23時) (携帯から) (レス) id: cbd580bb22 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 連れていますよ！ですがリザードンで戦うとあっという間に勝ってしまう気がするので今はほとんどバトルをさせていません！ (2017年4月6日 17時) (レス) id: 8a24e3813f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CrazyBook | 作成日時：2017年3月22日 22時
